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日差しが温かくなって、コートがいらないような日もちらほら
壱岐の島では、春の訪れを感じられるスポーツイベント
第6回”春一番”一支国ウォークが今週末開催されます
開催日:3月7日(土)・8日(日)
料金:一般1,800円/島民700円
当日の飛び込み参加もノープロブレムです
さてさて、ブログタイトルにもあるように、一支国ウォークに新しいコースが登場したんです
まずひとつめは、
「ある苦をある喜に郷ノ浦湾一望 春一番の塔6kmコース」です。
ウォーキング初心者にも挑戦しやすい短めのコース。壱岐文化ホールがスタート地点です
このコースのポイントは、なんといっても
春一番の塔。
今の季節、天気予報でもよく聞く「春一番」という言葉は、壱岐が発祥なんです
春の訪れを感じさせるワードですが、実は壱岐で起こった悲しい出来事から生まれた言葉なんです
1859年(安政6年)2月13日。壱岐の郷ノ浦の漁師さんが出漁中、強風によって船が転覆し、53人もの命が奪われました。
これ以降、地元の漁師さんたちが春先に吹くこの風のことを「春一」または「春一番」と呼ぶようになったそうなんです。
これが「春一番」の由来です。
(塔のふもとにある神社)
そんな悲しい由来ではありますが、塔は郷ノ浦港の小高い場所にあって眺めも抜群
ウォーキングにはぴったりの場所ですよ
そしてもう一つのポイントは
半城湾。
3月下旬から4月上旬にかけて、自生する山桜が美しいスポットでもあります。
まだ桜のシーズンではありませんが、湾内は穏やかなこともあり真珠の養殖が盛んで、
日が沈むころにはこんな素敵な景色がひろがります
歩きながら心安らぐ美しい風景をご覧いただける一押しのコースです
そして、新しいコースがもう一つ
こちらも7日開催の
「壱岐のご利益巡り10kmコース」
ウォーキングで健康的になって、さらにお参りしてご利益も・・・なんて欲張りなコースです
最初の参拝スポットは
お宝地蔵。別名「伊藤小左衛門地蔵」といいます。
江戸時代の初め、伊藤小左衛門が密貿易で得た財宝を壱岐のどこかに埋めたそうなんです
そしてこの地蔵こそが、その財宝の隠し場所の方を向いているんだとか・・・
今ではお宝地蔵として親しまれ、宝くじ当選祈願に訪れる人がたくさんいらっしゃいます。
私のスクラッチも、お参りしてたら200円以上当選してたのかもしれません
次に向かうのは、六人地蔵。
岳の辻方面に向かって歩くので、緩やかな坂道が続きますよ~
ところで、なんでお地蔵さんが6体もあるのかご存知ですか?
お釈迦様は、人が死ぬと地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六道のどこかに輪廻・転生すると説いているのですが、そのいずれにも衆生救済のためのお地蔵様がいて、そのお地蔵様のことを六地蔵と呼ぶんです。
この六地蔵信仰は日本全国に広がっています。
壱岐では、
はらほげ地蔵の六地蔵が有名ですが、この六人地蔵は壱岐島の地蔵信仰のメッカだったそうです。
静かな森の中には、百体近くの地蔵が祀ってあり、神聖な雰囲気の場所です
ちょっと一息、休憩もかねてお参りしていってくださいね
そして最後の参拝スポットは
塞神社です。
ついついお社の横に目が行ってしまいがちですが、霊験あらたかな神社なんです
ご祭神は、猿目君(さるめのきみ)。
(↑写真左 天細女。のちの猿女君)
壱岐神楽にも登場する、猿田彦の妻となった天細女(あめのうずめ)のことです。
縁結びや夫婦和合安産、交通安全などいろいろなご利益がありますので、こちらもお参りをお忘れなく
壱岐の美しい自然を満喫できるコースに、神々の島と称されるのもうなずけるご利益巡りコース。
どちらも壱岐らしさを感じられるコースです
今週土日は、ぜひ壱岐で一支国ウォークにご参加ください
一支国ウォーク実行委員会(壱岐市観光連盟内)
0920-47-3700
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