今日の一句 2018-08-12 15:34:01 | 俳句 今日の一句 蜻蛉釣り一人二人と友消ゆる 蜻蛉釣り2です。 1は『蜻蛉釣一人二人と友増ゆる』でした。 蜻蛉釣りは孤独な遊びでした。 わいわい騒ぐのではなく、ひたすら西の空を眺めていました。 昔の子供は貧乏でした。 仕掛けの「ほいらん」は木綿糸、小石、飴の包み紙で安上がりです。 それにトンボを傷つけません。 それぞれが工夫した仕掛けを作りました。 紙の色、重りの大きさ、糸の長さを工夫しました。 そして、銀やんまが飛んできた一瞬に賭ける。 銀やんまは羽をピリリとも動かさず水平に真っ直ぐに飛んできます。 いくつものほいらんが放たれます。 闇が降りると、子供たちは三三五五帰って行きます。 大人もいたなあ。 番頭さんは、誰も来ない空き地で、「ほいらん」を構えて空を見上げていた。 子供の目をして……。 #俳句 « 鴻風俳句教室八月句会に参加... | トップ | 『雪の階(きざはし) 』・... »
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