創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

😊今日の一句

2021-03-30 16:57:47 | 俳句
今日の一句
快便があれば良き日と思ひけり
「快食、快眠、快便」すなわち健康ですね。
俳句で「便」は禁句だと思います。
では、川柳で。
当然季語はありません。
思わぬところから芽が出たチューリップ。
咲きました!

一日経ったら

ピンクになってました。

今日の一句

2021-03-28 10:21:32 | 俳句
今日の一句
春うれひ誰(たれ)が呼んだか救急車
百件ほどの戸建て住宅の団地に住んでいます。
造成されて50余年。
隣人との距離も適当で私には住みよい所です。
しかし、働き盛りの人で満ちていた町内も老齢化が進みました。
私もその一人です。
よく知っている人が何人も天国に召されました。
救急車のサイレンに胸騒ぎがします。
写真は、桜の間から見える二上山です。

分かりますか?
別の角度から

桜も老齢になりました。
今日の天気みたいに湿っぽい話になりました。

『死者の書』原作折口信夫・漫画近藤ようこ(2)

2021-03-19 10:54:10 | 読書
舞台になっている二上山は私の散歩コースで見えます。
大和三山も私の散歩コースで見えます。
毎日古代ロマンの中を歩いているのです。
五十年近く住みながら、畝傍山と耳成山の区別があやふやです。
多分向かって右が畝傍山、左が耳成山、その左に写っていないが、香具山があると思います。
大和三山は見る位置によっても形が変わりますので思いのほか区別が難しいです。
その点二上山(ふたかみやま)はかんたん。
西を向けばいつもあります。
春分と秋分には雄岳と雌岳のちょうど間に夕陽が落ちるとのこと。
『死者の書』を読んでいて初めて知りました。
春分はもうすぐです。
明日!






『死者の書』原作折口信夫・漫画近藤ようこ

2021-03-17 15:37:45 | 読書
折口信夫の名前だけは知っていました。
読みは「おりぐちのぶお」。
まるっきり違ってました。
「おりくちしのぶ」
原作と漫画の両読みで楽しもうと。
だが、「高岳親王航海記」とは違い原作が難しい。
少し読んだが、頭がガンガン。
それでは電子本で読もうと画策しました。
まずは愛機LAVIEに青空文庫「ビューアAd」「 Yom!青空文庫」インストール。
『死者の書』は簡単に見つかりました。
すごく見やすい。感動しました。
さあ読もう。
ルビの大きさまで指定できるのは驚きです。


『影に対して』遠藤周作著

2021-03-16 14:32:19 | 小説
遠藤周作の未発表作品が発見されたとのニュースは知っていた。
若い頃夢中になった作家だが、いつの間にかその熱は冷めていた。
読み始めるとその頃の熱気が蘇ってくるようだった。
独白に「僕もそうだよ」と一人頷く。
作者が反発した父親の「平凡が一番いい」の言葉もよく分かる。
これは年寄りになると身に沁みる。
小説を読みながら、親鸞の言葉を思い出していた。
「善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや」

😲鴻風俳句教室三月句会   池窪弘務

2021-03-07 15:34:54 | 俳句
鴻風俳句教室三月句会   池窪弘務
兼題
㊀季 語:下萌/草萌/萌
㊁漢 字:楽
㊂「卒業」での思い出
㊃当季雑詠

㊀草萌や見守隊と子ども達
㊁ゆめうつつ朝寝楽しむ半時間
㊂卒業や二度と会はない友ばかり
㊃雪ひらり空気にとける雨水かな


週に一回見守り隊員です。
子供は草萌。見守隊は枯れ草。枯れ草頑張ってます。まだ落葉じゃない。
一席を取りました。何番だと思いますか?
一番自信があったのは㊃。お一人が特選でした。ありがとうございました。
一席は㊁でした。

『高丘親王航海記』原作澁澤龍彦・漫画近藤ようこ 2

2021-03-05 14:13:07 | 小説

原作を一章読み、それに合わせて漫画を一章読む。
すごく分かりやすく、立体的に『高丘親王航海記』が立ち上がってきます。
『高丘親王航海記』Ⅱの表紙は「薬子」。
漫画の薬子はなんと魅力的なんでしょう。
傾国の美女というより可愛い女です。
みんな高丘親王を「みこ」と呼びます。
親しみをこめて「みこ」と呼びます。
音の世界も立ち上がってきます。
蘭房(美人の閨房(けいぼう・寝室))。
キーワードは「鳥」。
「鳥」はなんて不思議な生き物でしょう。
空を飛べるなんて。
私たちは「鳥」のことを何にも知らない。

🙂今日の一句

2021-03-01 14:17:05 | 俳句
今日の一句
朧夜や夫婦一緒に歳をとり
当たり前のことですが、実に不思議なことです。
時々ふと思います。
笑点で木久扇さんが言ってました。
うろ覚えですが……。
『よく見かけますが、あなたはどなた様ですか?』