創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

😢今日の一句

2020-10-31 13:55:15 | 俳句
今日の一句
四十年(よそとせ)の梅伐採す暮れの秋
葉が枯れ、虫にやられて伐採することに。
住み始めから一緒に暮らしてきました。
毎年咲いていたと思っていたのに、妻に聞くと、咲かない年も多かったとか。
朝早く出て往復三時間の通勤生活、咲いた時だけ観ていたのでしょう。


👍俳句作りに「付箋」

2020-10-29 13:45:51 | 俳句
俳句作りに「付箋」を使っています。
①はパソコンのデスクトップに付箋を表示しました。パソコン側の「付箋」です。
②はスマホ側の付箋です
スマホにOneNoteというアプリを入れておけばパソコンと同期(同じ状態に)出来ます。
片方を変えれば片方に反映されます。
難しそうですがとても簡単です。




スマホは朝の散歩のお供です。
思いついたらすぐに入力します。
そうでないとすぐに忘れます。
パソコンとスマホの両方で推敲も出来ます。
俳句作りにとても便利です。

😉今日の一句

2020-10-19 16:22:08 | 俳句
今日の一句 
「刺身でも」に釣られて秋刀魚買ひにけり
一匹の秋刀魚を妻と分けにけり

みみちい俳句ですが、本音です。
みみちい? 
大阪弁です。
みみっちいは辞書にもあります。
「刺身でも」は上手い売り文句ですねえ。

👀『死神の棋譜』奥泉光著

2020-10-18 10:26:16 | 読書
私はいわゆる『観る将』です。
俗に、自分では将棋を指さずに、プロ棋士などの対局の観戦を楽しむ将棋ファンのこと。(デジタル大辞泉)
将棋フォーカス(NHK Eテレ)も毎週録画にとって観ています。
藤井聡太君の実況も観ています(ABEMAテレビ将棋チャンネル)。
状況をコンピューター判断させたり、大盤解説なんかもあり楽しいですよ。
だから、将棋界のことは大体知っています。
大体……。
小説は大変面白いです。
ずんずん引き込まれます。
身を削る(頭を削る)戦いと幻想のミックスは時間を忘れて奥泉ワールドに引き込まれます。
以下ちょっとネタバレです。
最後が頭の悪い小生には分からなかった。
「それがわからへんだら何を読んどってん」と言われそうですが、分らへんもんは分らへん。
書評を読んでも分からない。
そのうち一つのネタバレ感想に行き着きましたそういうことやったんか。
ほんまにそういうことやろか?
とにかく小説は面白かった。
今朝は散歩のコースを変えました。
駅前の『図書ポスト』に『死神の棋譜』を返却するためです。
予約が入ってました。
次はどんな人が読むのだろう。




😘今日の一句

2020-10-13 08:12:39 | 俳句
今日の一句 
自転車のチューブの泡や路地の月
出かけようとしたら、自転車の前輪がぺったんこ。
町の自転車屋さんまで押していくつもりが、途中で乗っちゃえと、半分ぐらい乗りました。
自転車も量販店で買う時代。
町の自転車屋さんは貴重です。
ご主人がチューブを水につけて検査。
子供のころの玉造(北区になるかも……)の自転車屋さんを思い出します。
作業服を着た人の良さそうなおじさんやった。
顔も覚えています。

戯曲『バスが行く』にも、登場しました。
言うても誰も知らんやろけど。
ラジオドラマにも、舞台にもなったんやでえ。
たしか、幸助さんやった。
舞台は過去に遡るバス。
幸助「こんばんわ、あら、あら、みなさん、おそろいで。」
平三郎「幸さん、何処へ。」
幸助「いや、ちょっと。」

幸助一番後ろの隅に腰を下ろす。
うた、幸助と一緒に後ろの席へ行く。

音吉「あいかわらずやなあ幸さん。若い頃から無口や。黙々と自転車の修理してはったもんな。」
平三郎「それに、意外におしゃれや、作業服が油で 汚れているようなことはあらへんなんだ。
丸がりで、何時も、ジャイアンツの野球帽かぶっとった。
そういうたら、葬式の写真も野球帽かぶっとったなあ。
わしが酔うて、からんで、タイガースのないかあ……。」

「チューブの虫ですわ」
「見たつもりやってんけど」
「ほれ、泡が出てますやろ」
もう、玉造には実家はないけど、路地から見上げた月を思い出しました。