騎士団長殺し・村上春樹著 2017-04-13 17:32:08 | 読書 面白い! ○プロローグの「顔のない男の肖像画」というパラドックス。 連城三紀彦さんに『顔のない肖像画』という小説がある。 読んでみようと思う。 図書館の書庫に眠っているらしい。 ○語り手の『私』に名前がない。 読了後一日経って気づいた。 作者の巧みさか。 わたしの愚かさか。
『騎士団長殺し』村上春樹著 読了 2017-04-12 16:40:36 | 読書 とても楽しく読み終わった。 私は作者と同時代を生きていることを幸せだと思う。 文書は平易だが浅くはない。 頭の悪い私がつまずくときっちりフォローしてくれる。 イデイア? メタファー? 顔なが? 主人公は画家。 これは画家が紡ぎ出す物語である。 新しく子供のテーマが加わったように思う。 SEXがあって子供が産まれる。 卵を割る行為があってオムレツができる。 卵を割らないとオムレツはできない。
『騎士団長殺し』村上春樹著 2017-04-05 17:18:09 | 詩 楽しく読んでいます。 第2部に入ったところです。 読んでいる間は書評は読まない。 ひたすら自分一人の為に書かれた作品のように読む。 でも話題作。 あちこちに活字が踊っています。 著者本人が語っているのも……。 無視。