創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

池窪弘務作品集13 2015年(六十九歳)

2021-12-16 13:11:44 | 戯曲
池窪弘務作品集13 2015年(六十九歳)
『失われた時間(戯曲)』
星と泉18号(2015年)
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『失われた時間(戯曲)』は何度も演出家に読んでもらおうと試みましたが、返事はありませんでした。
その理由は分かりません。
『星と泉18号』での評判は、編集部の女性の支持を得た作品と一応評価されました。
しかし返す刀で、「殺伐の愚かさが伝わってくる作品だ」と思いもしなかった言葉でばっさり。
「星と泉19号」で掲載された読者の感想はとても好意的でした。
あなたはどう思いますか?

作品集もあと一回(『おくのほそ道・読み語り』)になりました。

池窪弘務作品集7 二〇〇〇年(五十四歳)

2021-12-10 13:57:45 | 戯曲
池窪弘務作品集7 二〇〇〇年(五十四歳)
瓶の中(戯曲)
京都・スペース・イサン東福寺
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インターネットで戯曲を公開して、参加者を募り、劇団を作る。
こんな私の夢想に、同じラジオドラマ研究会の小倉富義さんが共鳴しました。
その経緯は、NEWS ON STAGE(292)に紹介されました。
「瓶の中」はラストに舞台の奥が開けられ、ずらりと並べられた鏡に観客が映り込むという見事な演出でした。
私は下足番をしてました。
「ほんまに作者はすることがあらへんかったなあ。舞台も見てへんし。」
劇団「連」はこの一回の公演で解散しました。
「スペース・イサン東福寺」も幕を下ろしたとか。
今は、誰一人とも付き合いはありません。
でも、劇団員一人一人の思い出として残っていることでしょう。
私も、ただただ懐かしい思い出です。

池窪弘務作品集5 一九九八年(五十二歳)

2021-12-08 14:04:47 | 戯曲
池窪弘務作品集5 一九九八年(五十二歳)
『トランプの家の迷子たち(戯曲) 』
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松竹新喜劇の酒井光子さんをイメージしながら書いた戯曲です。
シナリオ学校の合評会で「吉本だ!」と言われましたが、「松竹新喜劇」です。
お腹がよじれるぐらい笑えます。
自分の書いたもので大笑いする。
幸せな男です。

池窪弘務作品集4

2021-12-07 13:56:26 | 戯曲
池窪弘務作品集4 一九九七年(五十一歳)
『バスが行く(戯曲)』
大阪・劇団コーロ
1997(劇団コーロ)
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戯曲の公募で採用されました。
ラジオドラマより原作に近いです。
と言うより違う作品みたいです。
「おゆうさん」、「六目さん」が登場します。
この頃が私の最盛期かなあ。
と、今から考えると……。

池窪弘務作品集1 一九九一年(四十五歳)

2021-12-02 09:53:09 | 戯曲
池窪弘務作品集1 一九九一年(四十五歳)
『胡蝶』
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劇団りゃんめんにゅーろん上演(森ノ宮プラネットステーションホール)

45才
悩んでいた。
文学賞に応募しても一次予選も通らない。
才能が無い。
諦めろ。
仕事も面白くない。
往復三時間の通勤時間。
俺は何をしているのだろう。
虚しく一日一日が通り過ぎていく。
もう45才だ。
選考委員は、年令を見たとたん没。
帰りはパチンコ→立ち飲みで生中(生ビールの中)+土手焼き1本。
また一時間かけて帰る。
ふと夕刊の「大阪シナリオ学校」の記事が目に留まった。
シナリオ?
書いたことがない。小説一辺倒だった。
人見知りの烈しい私は無理だと思った。
だが八方塞がり。
ドアを押した。

『りゃんめんにゅーろん』は大阪シナリオ学校の卒業生が立ち上げた、劇作家たちのプロデュース集団です。
その旗揚げ公演は、公募でした。
選ばれた三作品の中の一つが胡蝶です。
私のデビュー作です。
『大阪シナリオ学校』と『りゃんめんにゅーろん』は今もあります。