なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

『マイ京都慕情』 みうらじゅん

2013-06-13 00:00:01 | 
マイ京都慕情
みうらじゅん
新潮社

 【帯の内容紹介文】
 はんなり雅な故郷への愛憎が、今こそ明らかに!
 遠い日は帰らない。オレだけの巡礼が始まる
 秘蔵写真とともに案内する、極私的ガイドブック

 18歳まで京都で暮らしてはったみうら氏の、極私的青春プレイバック的内容の京都ガイドブックである。

 新潮社さんがどういう購読者層をイメージして出版したのかは知りませんが、この本は一般的な観光ガイドブックではないので、かなりみうら方向に偏った京都フェチ向けという狭いターゲット狙いなんでしょうか?

 もちろんオイラは購入しましたよ。

 みうら氏本人が、本人の聖地(大将軍、北野白梅町、東映撮影所/御室小学校、北野天満宮……などなど)を巡礼するというディープな企画本。

 みうら氏はオイラのお兄ちゃん世代の人なんだけれど、「仏像」趣味以外――「怪獣」「拓郎」「ロック(特にディラン)」と偏愛方向が似通っているのだ。

 オイラにはアートな才能がまったくない。
 小学生のみうら少年がおじいちゃんに送った自筆イラストつき年賀状を見てみると、その頃からすでに今のみうら氏の画風が確立されていたことがよくわかる。才能のある人は子どもの頃からスゴいんやね~。

 まちがい発見!

 18ページに西大路一条の交差点から見える大文字山の写真と『北正面に如意ヶ嶽の「大文字」が拝める』という説明文が載っていますが、写真は左大文字なので“如意ヶ嶽”ではなく“左大文字山”が正解ではないでしょうか? ようわからんけど。



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