スタッフサービス、リクルートに飲み込まれる

2007年12月、スタッフサービスホールディングスをリクルートが買収した。

これで、新卒、中途採用と日本の人材ビジネスはリクルートに独占される。

これは、独占禁止法には引っかからないのかと思う。

タウンワーク、フロムエー、ビーイング、リクナビ。

人材派遣業界では、スタッフサービスとリクルートスタッフィングを

足すと、パソナの2倍の利益になりブッチギリの1位。

これで今社会問題になってる非正社員が増えると俺は予想する。

非正社員の職場の移動で、リクルートが持つ媒体も売れるし、

派遣会社も潤う。

これは、国が指導した方がいいと思う。


最近、リクルートのCMが多い。ゼクシー(結婚）、じゃらん（旅行）。

自分たちでは何も作らず、他人が作ったものを繋げるマッチングで

成功した会社。

人間の3大欲求の「衣」「食」「住」の内、「食」はクーポン券のホットペッパーで

「住」は、住宅情報館、マンションズ。

経営資源の3大要素、人、物、金の内、「人」は完全に独占。

「人」を独占できれば自動的に「金」の入る。

これは、日本が益々閉鎖的になる。

アルバイト情報誌anは元は「学生援護会」。

しかし、インテリジェンスに買収されUSENグループになった。

しかし、インテリジェンス、USENは元リクルートコスモス

宇野康秀が作った会社。


結論としては、日本のこの非正社員の改善は当分出来ない。

リクルートが完全に囲い込みに入ってる。サッカーで言うとチェイシング。

相手選手を複数の選手で囲い込んで、ボールを取る時、サッカーでは

チェイスすると言う。正にリクルートのチェイスが始まった。


正社員が増えようと、非正社員が増えようと儲かるリクルートグループ。


何かこの状況を見てると毎日コミュニケーションズが運営してる

「マイナビ」を応援したくなる。

この会社は、雑誌も作ってるので、物を作るノウハウもある。

リクルートの様にマッチングだけではないので、頑張って欲しい。

日本の人材ビジネスを独占させない為に、「マイナビ」を運営する

毎日コミュニケションズに頑張ってもらう必要がある。

この状況は、非正社員が増える予感がする。