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MAGNUM23 石井宏樹はなぜ負けた

2010-09-18 16:13:17 | Weblog
今日は、新日本キックボクシングの興行 MAGNUM 23 石井宏樹VSパーカーオの試合を振り返って

見たい。you tubeの画像も添付してるので、これも合わせてみて欲しい。

対戦相手のパーカーオ選手はサウスポーの典型的なムエタイスタイル。

ショートレンジではパンチ、ヒザ、首相撲。

ミドルレンジは、ミドルキック、前蹴り。

対する石井選手のスタイルは、目黒スタイル(パンチと蹴りのコンビネーション)

パーカーオは、パンチとヒザ蹴りで前進して来る。それに対し、石井選手はパンチ、ローキック

などで応戦してる。ヒジも時々だしてる。


敗因を先に言うと、パーカーオ選手は首相撲とヒザ蹴り、パンチと言う【面】で石井選手を攻撃

していた。

それに対し、石井選手はパンチ、ローキッック、ヒジ打ちの様に、【線】の攻撃に終始していた。


【線】の攻撃と【面】の攻撃はどちらが強いか?勿論【面】の攻撃の方が強い。

順番としては、【点の攻撃】(単発攻撃)く【線の攻撃】く【面の攻撃】になる。

では、石井選手は今後の課題として、どんなファイトスタイルに変える必要があるのか?


これは、コンビネーションの一つに首相撲を加えてみる。これしか無いと思う。

今までの石井選手のコンビネーションは、パンチ→ローキック→ミドルキック

など、【点】か【線】の攻撃がほとんどだった。

それに対し、パンチ→【首相撲】→離れ際にローキック

と言う様に、コンビネーションに【首相撲】を加えるだけで、楽に攻撃が【面】に変化する。

まとめると、攻撃を立体的にする為に、コンビネーションに【首相撲】を入れる事で

攻撃に深みが出て、ムエタイ選手のしつこい組み付きに対しても応戦出来る様になると思う。


皆さんもこのyou tubeの映像を観ながら、研究して欲しい。

石井宏樹選手の悪い部分が見えて来ると思う。






MAGNUM23 第12試合 石井宏樹VSパーカーオ KO




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