THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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渋谷HMV閉店とipod

2010-08-14 09:16:42 | Weblog
渋谷にある音楽CD販売店舗のHMVが閉店する事になったらしい。

これは、時代の流れをもろに受けた結果だと思う。


対照的にapple社のitunesやipod(音楽プレイヤー)、ipadは好調を維持してる。


わざわざリアルな店舗に行かなくても、自宅のパソコンから音楽をダウンロード出来てしまう。


しかも、itunesで曲を購入するとその購入した際に【クロスセル】の機能もついてる。

※クロスセル・・・購入者または購入希望者に対して、
その商品に関連する別の商品あるいは組み合わせ商品などを推奨することで、
顧客当たり購買品目数の向上を目指す販売アプローチ


対照的にHMVの定員は若者が多く、対応も悪い。クロスセルすら知らない。


appleの成功は、リアル(現実)の世界で、生活の一部としてとけ込み、

バーチャル(仮想)の世界で自宅にいながら、自由に音楽をダウンロード出来ると

言う自宅にいながら、CDショップにいる気分を体感させたと言う

リアルとバーチャルと言う2つのコントラストを自在に操る事で、成功を収めたと思う。


HMVの様に、今の時代の敗者は【リアル】と【バーチャル】のどちからでしか、

流通チャネルを保有して無い場合が多い。



話しは飛ぶが、東京ガールズコレクションを運営してる「ブランディング」と言う会社がある。

この「東京ガールズコレクション」はワイドショーでも取り上げられてる。このショーに

注目が行きがちだが、この会社のメインはEC(Electronic Commerce:電子商取引)なのである。


ショーを観ながら携帯電話で、モデルが来てる洋服を購入する事が出来る。


このブランディングの成功は、現実(リアル)と仮想(バーチャル)の両方で成功してる点だと思う。


これから、成功する企業の条件とは【仮想】と【現実】と言う2つのコントラストを

自在に操る事が出来ないと、成功者には絶対になれない。



この度の渋谷HMVの閉店は、流通チャネルの革命の第一章だと思う。

これから他業種でもこの様な事は起きると予測される。


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