THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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トレーナーがしてはいけない、指示の出し方

2007-08-11 20:26:46 | Weblog
トレーナーや会長が絶対にしては行けない指示の出し方がある。

試合の闘い方などで、会長などの上の身分の人間から
「この攻め方で行け!」と言う

強制もしくは半強制的な指示は絶対にやっては行けない。

俺も強制的に試合の組み立てを強要された事がある。

去年(2006年)の年末のトーナメントで
俺は背が高いので相手が至近距離に来たら
シュルトの様に、顔面にヒザ蹴りを入れて早めに勝ち上がろうとした。

しかし、会長(タイ人)の指示は、
「顔面より腹のヒザの方が相手は効く。顔面のヒザは練習しなくていい」と

俺が考えた戦術を真っ向から否定してきた。
しょうがなく俺は腹部のヒザで攻めた。しかし、トーナメント決勝で同じジムの選手と当たり、

KO負けしてしまった。


選手が考えた組み立てと、会長の組み立てが違った時どの様に指示を出せばいいのか?

結論から言うと、YES BUT会話法を使え!

これが、僕の回答です。

具体的に言うと俺が会長だったとします。このシチュエーションでおれは

「顔面にヒザもいいと思う。しかし、腹部のヒザの方が出し易いので
腹部のヒザを中心に攻めた方がいいのではないのか」

と指示を出します。

相手の意見をYES(顔面にヒザもいいと思う)と受け入れ、
その後BUT(腹部のヒザの方が出し易いので
腹部のヒザを中心に攻めた方がいいのではないのか」と

相手の意見を受け入れた後に自分の意見を言ってみる。

すると上からではなく、同じ目線での意見になる。だから
選手も素直に会長やコーチの意見を受け入れ易い。

でもこの会話方法を知らない人間が多い。
だから、トラブルが多い。

日常生活でもこの会話方法を使ってほしい。
トラブルを回避する事が出来る。


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