THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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山本キッドの衰退を読み解く

2010-01-01 13:29:47 | Weblog
先日のダイナマイトでも、山本キッド選手は、金原選手に敗退した。

連敗がここ最近続いてる。

もう引退だろと言う声も聞く。

この現状を解析して行きたいと思う。

まず、山本選手は60キロ前半の選手。

この体重は、ボクシングなどでは、ライト級に該当する。

しかし、今キッド選手が試合してる階級のミドル級は

約70キロ。この階級はミドル級。

階級は、ライト→ウェルター→ミドルと言う順番に

上がって行くので、2階級上で試合してる事になる。


次に、マッチメイクですが、復帰第一戦のジョー・ウォーレン

は、全米のレスリングで数回優勝してる選手。

キッド選手は、レスリングベースなのにも関わらず

レスリングで実績が上の選手と長期戦線離脱後の第一戦で

このジョー・ウォーレンと対戦してる。

バカ正直な性格が出てると思う。

それに対し、魔裟斗選手はK-1ルールで試合をした事の無い

元ボクシングチャンピオンなど、弱い相手を時々挟んで

息抜きしながら、K-1 MAXに挑んでる。


この辺りの要領の良し悪しが、山本キッド選手のここ最近の

衰退につながってる。


このスランプを脱する為には、力のあるプロモーターが

付いて、マッチメイクを管理するしかない。

やっぱり、谷川さんのマッチメイクだとそろそろ

キツくなって来ると思う。



まとめると、山本キッド選手の衰退の原因には2つあり、

その1つが、マッチメイクの悪さ。

2つ目が、体重のハンデを今までは勢いで乗り越えて来たが

32歳になり、若さが衰え勢いだけでは補えなくなって来た。


この2つの問題点を早急に解決しないと、山本キッド選手の

選手寿命は、短くなっていくと言える。


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