USENがインテリジェンス売却

USENが子会社のインテリジェンスを売却した。

USENのISP事業は、ソネットに売却。


それより、何故USENがインテリジェンスの株を持ってるのかと言う歴史をひも解きたい。


まず、インテリジェンスはリクルートとリクルートコスモス（現コスモスイニシア）出身の人間に

よって作られた。


創業メンバーに島田亨（現楽天球団代表取締役）、宇野 康秀（USEN代表取締役）などがいる。


何故宇野氏が、インテリジェンスからUSENの代表取締役になったかと言うと、

自分の父親である、USEN創業者の宇野元忠が病気を理由に大阪有線放送（現USEN）社長を

退任するのを受け、インテリジェンスの社長を辞め、USENの社長に就任した。


ここまでが、インテリジェンスの簡単な歴史になる。



この歴史を踏まえると、USENはリクルートの分身と言っても過言ではないと思う。

ビジネスモデルを分析すると、両社マッチングをメインとするスタイル。




USENのインテリジェンス売却は、通信ビジネスの縮小を意味してると思う。

ネット回線も、ＮＴＴのフレッツとKDDIのau光の２社のみになろうとしてる。

ケーブルテレビもネット回線のサービスをおこなってるが

映像サービスがメイン。通信インフラは、この２社で

落ち着くと思う。（東京電力系のテプコはKDDIに吸収合併された。）



USENのインテリジェンス売却は、通信業界の再編の始まりだと思う。


これから、関連企業の倒産などが予想される。