THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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ビジネスマン必見、脳梗塞患者の食物連鎖

2008-05-12 20:06:04 | Weblog
ビジネスマンが、忘年会帰りにいきなり倒れて病院に運ばれる。

病名は、脳梗塞。こんな話しは珍しくない。

実は僕は、脳出血(急性硬膜化血腫)で病院に3ヶ月入院した

事がある。その原因は、キックボクシングのワンデートーナメント

の決勝(3試合目)でKO負けしてなったんですが、

入院した病院は、年配ばかり。

年齢は、60代が多かった。その脳梗塞患者の中でも

競争原理が働く。

自分より病状が酷い人間を見下し、自分はあの患者より

ましだと優越感に浸り、自分を慰める患者がいる。

例えば、右半身が軽く麻痺してる人が、

弛緩性麻痺(筋肉がだらんとする。)を見て、「あんな風に

なったら終わりだな!」と見下す。

しかし、見下してるその本人は右半身が軽く麻痺してるから、

食事の時、口の右側にいつもご飯粒が付いてる事を自分では認識出来ない。

俺は、右手が軽く麻痺してる位だから、その俺からすると両方あまり

変わらない。しかし、脳梗塞の患者は他人と自分を比べ優越感に浸る。

結論として、職場だろうが、脳梗塞患者だろうが、ホームレスだろうが

かならず上下関係は出来る。ここで影響力を持つ人間の絶対条件は、

腕力の強い人間では無く、知識をより多く持ってる人間だった。

俺の病院の同じ階では、早稲田大学で建築学の教授をしていた

男性が権力を持っていた。しかし、その後、同じ早稲田大学出身の

鍼灸師の人が来て、その勢力は変わった。

表面上は、その建築学の教授をあがめていた。しかし、本当は

その鍼灸師の人の言う説得力のある事を信じていた。

同じ早稲田なのにこうも考え方が違うのかと、思いつつ

退院まで平穏に暮らした。ここで学んだ事は、今まではキックボクシング

と言う腕力の世界でひたすら強くなろうとしていた。

しかし、どんな世界でも最終的には知恵を持ってる人間が影響力を持つと

学んだ。