遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

忘れてあげようよ

2014-07-08 23:48:28 | たわごと
ベランダの朝顔が咲きました(上の写真)。やっと夏が来たって感じです。台風も来そうですね。w その台風の予想進路が南に折れました。日本海へ抜けそうだったのに、太平洋岸を攻めていきそうです。まだ、どうなるかわかりませんよ。停滞前線の動きは今の技術を持ってしても読めないんです。でも、まあ、日本列島の3分の2は影響を受けそうです。

NHKニュースで川端康成のラブレターが見つかったと報道されてました。
「夜も眠れず」川端康成の悲恋の書簡11通発見(読売新聞) - goo ニュース
なかなか誠実な人だったらしくて、エピソードを聞いてホノボノしました。文学賞とはいえノーベル賞とると、そんなプライベートなことまで報道されてしまうんだなぁ。鴎外や漱石にかぎらず、文豪に対してはだいたいそうだし、しょうがないのでしょう。
ちなみに、明日7月9日は森鴎外の命日でございます。

「忘れられる権利」の行使にグーグルがしっぺ返し (THE NEWSWEEK)
ネットでいろいろとブログやったりSNSで書き込んでると、いろんな人とコミュニケーションがとれて楽しいっちゃ、楽しいんですが・・・・忘れて欲しい書き込みも多数。(笑) 特に、このブログとTWITTER。恥ずかしいのにやめられないという中毒状態。皆、読んでもいいけど、すぐに忘れてください。お願いします。ほんと、まじで(必死)
「忘れられる権利」は、グーグルの検索結果に表示される報道の内容を適切でないすでに無効、あるいは大袈裟であるといった理由で表示されないようリンク削除を求める権利のことです。もともとスペインの男性が起こした訴訟に対して、さる5月にEUの司法裁判所が判決で認めたのが最初。1998年に地元新聞でローンの滞納によって自宅が差し押さえになった件が報じられたが、それが支払いを済ませた今もグーグルの検索結果に表示されるのを不服とし、個人として自律的な生活を営むことが阻害されていると訴えて認められたのです。この判決が下ってから、グーグルには7万件の削除要請が寄せられているそうです。そして、グーグルは削除作業を開始したらしい・・・。
そもそもグーグルにしたら、検索結果を表示しているだけで、そういう記事がいつまでも残っているのがおかしい。そんで、検索結果から削除した記事の主(マスコミ)に告知をしたら、それを逆に記事にされちまって、不適切と判断され削除された記事が日の目を見てしまったり、削除された記事の本人が、「この記事の内容は不適切、無関係、あるいはすでに無効なのだろうか。」と皮肉ったりと、まあたいへん。
まだまだネット空間での情報に対するルールは固まりそうにないですね。これからあらゆるSNSで亡くなった人のアカウントが墓標のように残っていくんでしょう。そうなるブログやHPもたくさん出てくる。きっと、「自分が死んだら自分に関わるネット上の記述を全部削除して欲しい」っていうニーズが生まれると思う。いいビジネスになるんじゃないかな。俺もお願いしたい。ギリギリまで書き込み続けると思うし。(笑)

本日のお酒:KIRIN 一番搾りプレミアム + 立山 特別本醸造
コメント
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