衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

アヴァンギャルド

2010-10-03 12:29:32 | 衣・考
高橋悠治の本を読んでいたら

音楽を聴きたくなって・・・・・・久しく家で音楽など聴いていなく・・・

家にあるCDボックスを探したら・・・・・・あった!

家事をしつつ聴いている・・・・・・

!?!??!

そうか!

アヴァンギャルドってこういうことか!と気付く。

ファッションビジネス用語の授業で、分かってもらう必要がある。

ひと通りの説明の後、

「では、アヴァンギャルドな服装の写真を選んでみてください」と演習をやる。

皆「それらしいのを」選んでくる。

しかし・・・・・?といつも物足りなさを感ずる。

ファッション雑誌の中には、たいてい

常に「アヴァンギャルドらしきもの」はある。

・・・・・・・・・・・

高橋悠治は天才で努力家、勉強家だといつも思う。

常に「最先端の音、音楽・・・」を探しながら、つくりながら

「本質(ぴったしの表現が見つかりませんが)」を深めている。・・・・・人生とか・・・宇宙とか・・・命とか・・・・

・・・・・・・・・・・・・

アヴァンギャルドというのが、「変なのもの」「思いつき」にすぎないものなのではないことを

学生に伝えたいのですが・・・・・