学生が
課題で衣服製作をするときには
原則として
デザイン画を描いてから(その前もあるのですが)製作へ移ります。
常々感ずるのは、
「思いつき」の時点から製作までの時間が長いと
もうすでに、
製作前に、気持ちが次へ変わってしまっている者が
少なからずいる、ということです。
本人が日々新しいものを吸収し、日々成長している時期なので
仕方がない、当然!と考えたりもします。
でもね、
現在もデザインコンク―ル1次審査に通って
2次へむけて製作中の学生がおりますが
自分の描いた「デザイン画が認められた」のだから
「そのデザイン」を最後まで完成させる!というのがミッションでしょう。
で、ですよ、話はここからです!
「描いてしまったデザイン画」というのは
決して「過去の産物」ではなく
どこまで今の自分の実力(より成長した)や気持ちに添ったものにしていけるか?
が勝負どころである、のです。
たとえ「貧相なデザイン」であっても、
より豊かに、よりトレンディなものへともっていけるのです。
「もうあきたデザイン」にしか見えないのは、本人の「思い込み」です。
見え方、解釈いろいろできます。
方法は無限にあります。
2学期へむけて、期待します!