昨日のつづき。
フェミニン、ロマンティック路線というのは、
考えてみるに、難しいのではないか、日本文化の中では、特に。
だから・・・・・・コスプレ(?ロリータ)ぐらいに「演出!」ならばできるけれど、
日常で、フリル、透ける素材、薄い素材を扱うのは難しい。
女の子は「お人形さんみたい!」なのが好きだ、ある時期たいていは。
で、「お人形さん」になってみようとする・・・・・・・・
で、同じものを着てみる・・・・・・
このときに、「同じ素材」は、人体比で4-5倍の厚さになって然るべき、など考える余裕はないのでしょう・・・・・
「お人形さん」と同じ生地を着てしまう・・・・・すると
下着に見える・・・・・下品になる・・・・・・・安っぽくなる・・・・・・・というのは必然です。
若い女性の、「ぶりっこ服」をみるたびに
けな気さはわかるものの、「早く卒業しようね・・・・・」と言いたくなってしまう。
「薄い透ける布」のことを考えるたびに、
あのクリスチャン・ラクロワがパリ・オペラ座バレエのためにデザインした衣装を思い出す・・・・・・・・・
世界一薄くて軽いという、日本産の「天女の羽衣」を使ったものです。
「若いのだからしかたないでしょ?」と言わないでください、プロを目指す人はネ!