衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

イッセイ ミヤケ へ内定!

2008-10-31 09:56:53 | 衣・考
イッセイ ミヤケの就職試験を受けていたJさん。3次試験の結果、「内定」しました。

1次試験の結果をきいたときから「いけるだろう」という印象でした。たぶん本人も?

理由は、面接官との会話が楽しめた、言いたいことを伝えられたという報告があったからです。
これで受からないなら仕方が無いと思えると、本人の弁。

では、なぜこういう態度でのぞめるのか、ということですが、

Jさん本人の中に、「なぜこの会社か」とか「働くとは」といった基本的なことが、しっかりとあるからでしょう。

会社と本人の間で、初対面でも「信頼感」を感じあえた、ということでしょう。

3回の試験の内容をきいて、更に私はファンになりました。

よい会社であろうとおもわれます。

理由;1 専門、大学2,3,4年卒業で、それぞれに初任給に差があること
   2 面接試験の問いの内容がよいこと(ごく自然な会話がなりたっている)
   3 販売職採用でも、他の職種へ移職の可能性があること
   4 売り場の店長の売り上げは最少であるのが望ましいと社長が考えている     こと(売り上げの個人ノルマなし。店ごとの目標設定)など

1人の人間との付き合いと、ほとんど同じことだと私は思います。会社との付き合いも。

これから就職活動に入る人は、自分は何を求めて就職するのかを、まずはっきりさせることです。
              

安曇野の秋―モグラ―

2008-10-29 11:48:24 | 衣・考
昨日の蛇の全長は80センチほど。柄は白黒斑点のグラデーション、おなかは白く透き通って、ホントにきれいです。

で、今朝は、不思議なものを発見!

我が家の庭で。

落ち葉に染まった地面に、直径10数センチの灰色の苔? ふわふわで、風にそよいでいます。

かがんでみると、肌色の小さな手と口嘴がみえます。

そういえば、2週間ほど前に、同居人が、大きなモグラが死んでるよ、と言っていたのを思い出しました。

そのモグラが、風化しつつある姿でした。

内臓はほとんどおそらく水分が地面に浸み込んでしまって、毛皮だけが残っている状態です。

これも、安曇野の風景の一部です。



安曇野の秋―蛇!・・・・・・・・?

2008-10-28 15:59:48 | 衣・考
朝陽に輝くニセウルシの黄金色がそれは美しい安曇野です。

毎年のことですが「極楽浄土」はこんな風景だろうか?と思います。

あぜ道で足元に蛇!・・・・・・・・・・

なんと、今脱けた!という感じのぬけがらです。

蛇は苦手ですが、その抜け殻の美しさに、迷わず持ち上げていました。

昨日は無かったのですから、新しいはずです。しっとりぬれているのは、朝露なのか?・・・・・・・・

家宝になりました!

舞妓さんや芸者さん達は「着物が増える」と言って、箪笥に入れておくのだそうですが・・・・・・

外食、ホテル暮らし・・・・・

2008-10-27 13:21:02 | 衣・考
学生のたわごと;

あーあ、毎日外食できるぐらい稼ぎたい・・・・・・・


総合病院の医師のたわごと;

1日おきの当直が1週間続き。当直明けは、そのまま夜まで勤務。

1日お休みがあったのはもう何週間前だったかなー・・・・

普通の日でも、睡眠時間は4,5時間とれればよいほう。

でも、今の病院では、1年に1回は1週間続けての休みがとれるからめぐまれてる。

疲れがたまると、何も食べられなくなる。でも、仕事は休めない。診察しててもどっちが患者か、と思うことがある。


そういう彼女が、最近新車を買って、ホテルで休養をとったことをきいた。


高級車やホテルの使い方って、そうなんだー・・・・・ととても納得してしまいました。

就職したいですか?

2008-10-25 09:42:52 | 衣・考
最近のTV特集では「内定ブルー」と言う言葉を知った。

早く内定をとった大学生の間で、この時期「本当にここへ決めていいのか?」という迷いが生じ、「取り消し」が相次いでいるという。

わが校では、来春就職者は、ほぼ決定の見通しがつき、2010年春就職希望者への就職指導を開始したところです。

私が心がけるのは「本人以上の気持ちにはならないこと」です。

教師や親が先走って「就職させよう!」などと意気込んでも、何もよいことはありません。

多くの20歳前後というのは、「まだ就職したくない」が本音とみえます。

就職したい、せねばならない、自分で人生やっていく、というのなら、

第一には、「生活習慣が身についているか?」すなわち、自力で健康管理ができ、リズムのある生活ができるか、ということ。

次に、自力で就職活動ができるか?

そして、専門の知識、技術を習得しているか?  でしょう。

我々は、おおいに協力はします。ご利用ください。

若者に励まされてます!

2008-10-24 10:37:31 | 衣・考
久々に歳を感じてます。

コメント、ありがとうございます!

気がついてみたら、励ましてくれるのは、ずーと年下の若者ばかり。なんで?と思ってみて苦笑です・・・・・

私が歳をとったから、上にはあまり元気な人がいないというわけです。(世の中いっぱいいるけれど)

めずらしく手紙をくれた卒業生もいます。最近はみなEメールなのですが・・・・・

手紙はやはり違いますねー。書いている姿が思い浮かびます。字体から状況まで伝わってきます。気持ちも・・・・

私も、大切な人に大切なことは手紙を、と思いつつ、ついPC書きになってしまっています。反省!

内容もおそらく違ってくるでしょう。

その卒業生の手紙のことば:何かがかたちを変えつつある。人との距離、快適な距             離・・・・・・

よい方へ向かっていっているような気配を感じました!

お知らせ;

F.ビジネス科2年生が、石井スポーツさんのウィンドウで、「ディスプレイ実習」をしました。
とてもオシャレに、観やすくなりました。
早めに観てください。

要注意!?・・・・・ファッション、化粧・・・・・・

2008-10-23 10:39:48 | 衣・考
ファッションとは無関係の友人の言葉

「ファッションや化粧って、はまるとどんどんエキセントリックになっていくんだよねー・・・・・・」

なるほど。

はまればはまるほど過激になっていく・・・・・言われてみれば思い当たる。

化粧した自分の顔を「顔」と思っていると、してない顔では他人に会えなくなる。

してない顔が「顔」なのに。昔の知人で、結婚が決まって悩んでいる人がいた。
新婚旅行で「素顔」を見られないようにするにはどうしたらよいかと、真剣に。

つまり、顔ばかり、服ばかりに関心がいってしまうということは、生きている世界を狭めてしまうことになるのではないか?

「その世界」だけが関心ごとである、というのが、子供時代(思春期あたり)の特徴であるように思う。

ファッションを仕事にしよう、と考えるならば、はまっていてはだめではないかと思いますが・・・・・・・?

人間の力?・・・・・・・

2008-10-20 09:23:53 | 衣・考
貴重なお休みの日

近くへ来るついでがあるので、我が家へ来たいという知人の℡。

疲れているし、気が重いなーと思いつつ、

おおあわてで、1週間分の掃除をし、洗濯をし、昼食をつくって待つ。

おしゃべりしつつ楽しい昼食。最中に、2時間待ってくれたら来たい、ともう1人から℡。

では、待つ間、「ナツハゼ」採りに。

ひとり1枚ずつ袋をもって、ぶらぶらと、林の中へ、藪の中へ。

林に射し込む陽の光が美しい、紅葉も始まって、黄、赤・・・・・

ナツハゼは、地元の人は「こんまらハジキ」と言う。小さな鉄砲玉の意味でしょうか?

ブルーベリーの日本原産品種みたいなものです。
味もそのとおり、濃厚なあじです、でもさわやかで。
ジャムにすると、それは美味しいのです。

1時間ほどの散歩で、そこそことれて、すぐジャムに。

もう1人が来て、今度はプールと温泉。

帰ってきて夕食は鍋。

ひとりは泊まって。

気づいてみると、わたしの疲れがなくなっていた。寝るときに気づきました。

友人たちに癒されたのだと。

人間の力かなー、これが。と思った次第です。

安曇野の秋

2008-10-17 10:03:43 | 衣・考
秋晴れが続きます!

今年は紅葉がきれいな予感です。

赤の色が昨年よりも鮮やかです。

曇りや雨の秋の日は、物悲しくなったり、憂鬱になったり、人恋しかったりしますが、私は毎年「紅葉」が「神の贈り物」と言う気がします。

沈みがちになったら、紅葉を見に行こう!

・・・・沈むことも必要なことかもしれません・・・・・


ヨシイケさん
コメントありがとう。コメントもらうと、われながら「つながりたがっているのだなー」と認識させられます。私でも・・・・
次の仕事の準備着々とですよねー。
ほんとに安曇野は美しいところです。年中。

安曇野―秋の音―

2008-10-16 16:48:33 | 衣・考
味覚の秋、秋の香り、というのはよく語られますが、秋の音です。

今、林の中を歩くと、バシッ、ポトン、バサッ・・・・・

など音がします。

どんぐりの落ちる音、木の枝(とくに、桜、松、クヌギ)が折れて落ちる音、葉っぱも。

霧のある朝に、いろんな音のする林を歩くと、御伽噺の「化かされる話」が語られた理由に納得する感じがします。

そしていつのまにか、鳥の声が替わっています。