衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

私のGW初日!

2009-04-29 15:32:59 | 衣・考
親しい友人から「よくやるよ・・・」と半ばあきれられることがしばしばある。今日は自分でもそう思った。少し反省・・・・・

人生は50歳からとか、60歳からとか、・・・・・・

少しずつその思いが実感!というこのごろ・・・・

今朝は少し仕事をして、このところ具合の悪い母とのデート。食欲の落ちた母に食べさせたくて「鰆のカブラ蒸し」をつくって、グレープフルーツのリネンウォーターを持って・・・・
バスに乗ったとたん、バス停にリネンウォーターを置き忘れたことに気づいた!
仕方ない・・・・・・忘れよう・・・

母が思いがけず元気!カブラ蒸しは2,3口しか食べないけれど、先日に比べたら嬉しい!
で、散歩に・・・・
疲れたのでタクシーに・・・・・
酔ってしまって「降りたい」というので、降りる。「横になりたい」というので、木陰の草むらに横たわらせる。具合は悪そう・・・
風がでてきた。私のコートをかけてやるものの、いつまでいたらよいのやら・・・・・
不安になってきて、お世話になっている老人施設へ℡!
その間2,3台通過する車は、倒れている老人と私を不審そうに見ても、知らん振り。こんなもんなんだ、他人は・・・・
施設からの車到着。3人で抱えて何とか乗せた。部屋までたどりついた!

「もういつ何が起こってもおかしくない状態です、」と医者に言われてから5ヶ月近くなる母です。
80歳を過ぎたのだから・・・・と思ってもやはり・・・・・

このところ食べられなくなって、みるみる痩せてきた。鏡をみると、気にしている。
私としては、「食べないで尽きる」のもありか、と考えても見る。

平静を装おうとしても、あたふたしている自分に気づく。さっきの「忘れ物」もそう。
自分の「老化」も実感する・・・・

帰り道、もしやとバス停によって見ると・・・・
おばあさんが、あの「リネンウォーター」を手に取ったところ!
「あっ!それ、私が忘れたものです、ありがとうございました!」

街中のバス停のベンチに4時間もそのままあった!

今日もいい日だった!


写真は、新アトリエご案内です。

コメント、ありがとう!

新校舎ご案内!

2009-04-28 15:12:57 | 衣・考
コメントくださった方ありがとうございます!
だれかなー?・・・・・
10年前?・・・・
で、建築家の名前のことだっら、竹山聖さんですが・・・・
めったにコメントはいらないので、とても嬉しいです。
なんでもよいので、またよろしく!
新校舎見にお出かけください。

写真;本日は2階アトリエへご案内です!

グローバル経済に翻弄されるジーンズの世界(朝日新聞より)

2009-04-26 15:37:26 | 衣・考
4月26日付朝日新聞ー読書ー
―「放浪のデニム」レイチェル・ルイーズ・スナイダー著―

評・石上英一

略・・・・カスピ海のアゼルバイジャンでは、綿花農場、綿選別技師を訪ねる。そこで、綿肺症という重大な職業病を目にする。
イタリアではフランスのファッション市場を目標にすえるデザイナーとデニム工場を取材し、フランスでの展示会にも同行する。だがデニムの染色や加工にどのくらい化学薬品や染料が使われるのか、綿花生産の膨大な農薬使用とあわせて、環境問題の深刻さを知る。
カンボジアでは・・・略

本書は、04年秋、オーガニックコットンのジーンズで評価されているニューヨークの著名デザイナーのオフィスに、衣料産業を通してのアフリカ支援を計画するロックスターのボノが訪れるところから始まる。・・・・略・・・・

ナクスナレッジ・\2,100-

4月29日分として・・・・・「水俣フォーラムNEWS」

2009-04-18 17:49:35 | 衣・考
水俣の甘夏を食べ終わる頃に毎年友人から借りて読む「水俣フォーラムNEWS]。

美しい、すがすがしい小冊子です!

汚れた心身を洗われる思いがします。

できれば皆さん読んでみてください。

その中で、「杉本栄子さん」について述べられている部分を、一部紹介させていただきす。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・栄子さんのお母さんが最初の患者だったのです。・・・略・・・
その結果返ってきたのは、村八分に近いようなイジメと非難でした。。・・・略・・父親の進さんが大変よくできた方で、周囲からどんなにひどい仕打ちをされても仕返しをしてはならない、村の人たちを恨んではならないと繰り返し栄子さんにおしえたそうです。
栄子さんも若い頃はそういう考え方に反発も感じたようですが、自分の運命を恨み、人を憎むだけでは人は生きていけないことに気づいて、次第に父親の教えを受け入れるようになったようです。病苦と貧困と偏見の中で、1960年代までは人前でご一家の水俣病体験を語るということは、ほとんど考えられないような内向的な生活を送っておられたんですけれども、70年代末に農薬を使わない甘夏みかん作りを始められたころから自らの体験を語り始め、晩年になって水俣市立水俣病資料館の語り部になられてからは、全国各地にも足を運んで毎日のようにお話されるようになりました。・・・・・・・略・・・・

毎朝ほれぼれしている樹です!

2009-04-18 17:31:11 | 衣・考
予定では、新校舎の中へ順次入っていくのですが(写真)、今朝はお天気もよく、あまりに美しいので、入口正面にある「大樹」をご紹介します。

毎朝少しずつ新葉が大きくなっていくのがよくわかって、しかも朝陽に輝いていて、それだけで充分出勤の意欲がわきます!?

何の樹でしょう?