衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

学生作品講評会

2006-11-20 12:17:58 | 衣・考
11月18日(土)2学期衣服製作実習・作品講評会
まとめ、感想
1年生:スタイリングと言ってよいのか、コーディネートはうまい!
気になったことは、「課題」のイメージやコンセプトを無視しているものが、何点かあったこと。もうひとつ、白黒作品は、カッコよく見えるかもしれませんが、「色彩デザイン」の部分を、逃げてしまってはいませんか?普段きるものも同じ、黒ばかり着ていては、色が扱えなくなってしまう心配がある。学生のうちは、いろいろ失敗にこそチャンスあり、です。
2年生:「商品」としての完成度が高いものが何点か見られ、嬉しい。また、「ユニバーサルデザイン」をあたりまえのこととして、考えている姿勢も。
3年生:いつもながら、課題が、突然難しくなってしまうので、苦しんでいることが伝わってくる。われわれも、指導体制や、課題設定については、考え続けていきますが、大作を一人背負ってやりつづける力をつけることこそが「課題」だともかんがえています。やり終えれば、必ず、素晴らしい世界が拓けるよ!M

松本衣デザイン専門学校