衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

三宅一生「京都賞」受賞

2006-11-15 09:20:14 | 衣・考
11月11日付けで、一生さんの「毎日デザイン大賞」のことを書きましたが、その直後に、「京都賞」受賞とのことです。以下、11月14日繊研新聞より抜粋です。

デザイナー三宅一生さんが、「京都賞」を受賞した。思想・芸術部門での受賞で、ファッションデザイナーが同賞に選ばれたのは初めて。
人が着る衣服の意味とあり方を追求し、
①伝統と先端技術、西洋と東洋の造形を衣服の中に融合した
②服飾デザインが優れた表現力を持つメディアであると証明した
③服飾生産という行為自体を哲学的な行為に昇華させた―ことが評価された。
― 「これからはファッションというより、何かテーマを見つけてディベロップメントしていくことだと思っている」とし、「A-POC」を例に挙げ、異業種との協業が欠かせない時代と強調した。――

松本衣デザイン専門学校