一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

車検、、、キャブレターを分解。。。

2016年10月23日 | 修理

 

 

 

 

 

リア廻りの整備をしていたのと平行して、、、キャブレターの分解もやっていました。。

 

 

 

 

 

 

 

車体から外して、、、

 

 

 

 

分解いたします。。。

 

 

 

 

 

 

全バラにしました。

 

 

 

 

全バラ、、、スロットル廻りのリンクも外さないと、、、スロットル本体のスライドバルブが外せません。

 

 

で、そこまで外さないとニードルも外せません。。。

 

 

エアーカットバルブも、、、とにかくキャブレターの機能する部品は外さないと、、、オーバーホールになりませんので、、、ここまで全部分解しないと、、、キレイにならないし、、、各通路や各部品の点検にもなりませんね。

 

 

という事で、、、全バラ   です。

 

 

 

 

 

 

一番汚れがひどかったのが、、、

 

 

 

 

エアーカットバルブ、、、

 

 

エアーカットバルブって、、

 

 

走行中に、、、減速や停止する為にアクセルを閉じた時に、、、アクセルを閉じるとスロットルバルブが閉じます。

 

 

その時のエンジンの吸気(混合気)の状態が、、、閉じてすぐは 過濃 で、、、その後は希薄になります。

 

 

その、、、希薄な混合気の状態のままエンジン回転が落ちていくと(エンジンブレーキの状態)、、、燃焼は正常に出来ず、、、マフラーからパンパンと大きな音がしたり、、、します。

 

 

それを防止する為に、、、エンジンブレーキ時の空気量を少なく制限するのが  エアーカットバルブ  です。

 

 

 

 

 

 

 

このバイク、、、長年乗っていなかったので、、、キャブレターもオーバーホールいたしましたが、、、

 

 

乗らないと、、、いろいろと、、、悪くなってしまいますねえ。。。

 

 

 

 

さらに、、、平行して、、、もう1台の整備もしていて、、、

 

 

 

 

キャブレターをバラシています、、、ので、、、ついでに、、、一緒に、、、

 

 

 

 

2台分のキャブレターを、、、キャブレタークリーナーにドブ漬けして、、、キレイにいたします。

 

 

 

 

 

 

↑ ドブ漬け前、、、

 

 

↓ ドブ漬け後に洗浄してキレイになったところです。

 

 

 

 

ひと皮むけた、、、ような輝きです。

 

 

 

 

 

汚れはキレイに取れたのですが、、、

 

ここで、、、各部品を点検してみると、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひと皮むけてしまって、、、各ジェットの、、、腐食が良く見えるように、、、なりました。

 

 

メインジェットは、、、虫メガネでやっと、、、158番が確認できるほどに、、、表面が腐食していて、、、

 

 

老メカ、昔は肉眼でメインジェットの番号が見えていたのですが、、、そこはもう、、、老メカですので、、、老眼が進んでいて、、、

 

 

虫眼鏡で4倍くらいに拡大した世界って、、、ちょっとすばらしいものがありますよ。

 

 

 

 

 

 

上の写真のメインジェットなどの表面には、、、月のような小さなクレーターがたくさん開いているのが見えたりします。

 

 

Kのマークはやっと見えていますが、数字はほぼ確認が出来ないくらいに、、、

 

 

簡単なデジカメの写真ではこれが限界ですけど、、、

 

 

表面がこのように腐食しているって事は、、、メインジェットの一番重要な  ガソリンを軽量する  穴  も腐食で正確な大きさが保てない可能性が、、、大ですね。

 

 

 

 

 

 

 

という事で、、、このまま部品注文に、、、

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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