ピストンを眺めてみた。。。
これはえっくすていのピストン。
ピストンピン方向までスカートが廻り込んでいます。
スカートも長い、、、
シリンダーはもちろん鉄製です。
時代を感じさせるピストンです。
そして、、、
届いたピストンは、、、
WISECO製。。。
ピストンピン方向にはスカートが無いですね。
ワイセコ製ピストンですが、、、圧縮比が、、、3種類も設定がありました。。。
が、ノーマルに一番近い9.0:1の大人しいコンプレッションにしました。
ピストンを裏側から見てみると、、、
ワイセコ製は、、、現代的な設計になっていますね。
削りが美しい、、、です。
もっと削り込んでいけば、、、軽量化が出来そうですが、、、これはこれで良いのでしょう。。。
えっくすていのピストンでした。
ピストン写真コレクション
これは、、、FIモンキーのピストン。。。小さい。
これは、、、ヨシムラさんの縦型エンジンのピストンです。
エイプなどの125ccボアアップ用。。。
これは、、、DRZ400.
老メカが17万キロほど乗った時に、、、シリンダーの点検をして、、、その時の写真です。
レーサーベースだと、、、ここまで薄くなってしまっても大丈夫。。。
5バルブ。
WR450F。
たぶん?3万キロ、、、だったかな???
シリンダーのクロスハッチが、、、よーく残っています。
メッキシリンダーですので、耐久性は飛躍的に向上しています。
先のDRZ400のピストンのシリンダーも17万キロで、、、再使用が可能でしたが、、、この時は、、、交換してしまいました。。。勿体無かったかな。。。
えっくすていのシリンダーは、、
スカートが当たらない下部の横方向に、、、クロスハッチが残っているだけで、、他の部分は、、、減っています。。。ね。
クロスハッチとは、、、
ここの部分です。
新品加工時、、、ボーリング後にするホーニングの事です。
斜めにたくさんの傷を付けて、油膜を保持し易くし、潤滑性能を高めます。
最後のピストンコレクションは、、、
CRF250Rです。
完璧なレーサーですので、、、この薄さ!
コンプレッションリングも割り切りの1本!
右は使用済みですので、、、スカート部のコーティングが剥がれてきています。
レーサーですので、、、交換です。
最初のピストン写真のえっくすていと最後のCRF250Rを比べると、、、
もう、、、これで壊れないの?、、、って思うぐらいの進化です。
性能を追求すると、、、ここまでなっちゃうんですね。
という事で、、、ワイセコ製ピストンは、、、内燃機屋さんに旅立ちました。