今日の作業は、、、
250ccスクーターがセルで始動が出来ない! 症状の修理を、、、
セルボタンを押すと、、、キューーーーーーンンン、、、と勢い良くセルは廻ってしまって、、、クランクを廻す気配がありません。。。
ここまでの診断では、、、セルのワンウェイクラッチが不良なのかな???って事で、、、エンジンのケースカバーを外して、、、点検です。
ワンウェイクラッチとは、、、セルモーターの回転をクランクに伝えて、、、エンジンを始動!させます。
その後、エンジンがかかったら、、、セルモーターにはエンジン回転が伝わらないようにする、、、一方通行の役目をするのがワンウェイクラッチになります。
ワンウェイクラッチがどこに入っているのかは、、、この機種では、、、
このフライホイールの裏側に入っています。
が、、、
ケースカバーを開ける前の予想のワンウェイクラッチの故障は、、、外れてしまいました。
ここが、、、
こんな事に、、、
なっていました。。。
当然ですが、、、
このギアを廻しているセルモーターの歯も、、、
段付き、、、摩耗、、、破損、、、しています。
当初の予想&見積もり、、、までも外れて、、、高額な修理に発展してしまいました。。。
原因については、、、クランクシャフトは、、、レンチをかけての点検では、、軽く回りますので、これって言うところが今はありませんが、、、走行距離がだいぶ進んでいますので、、、通常の摩耗から破損に発展したのか???ってところなのか???
当初の予想が100%的中するのなら、、、ワンウェイクラッチなどの必要な部品を全部揃えておけば、、、そのまま組み込んで、、終了! になりますが、、、
こんな事もありますねえ。。。
ですので、、、分解 ⇒ 点検 ⇒ 部品発注 ⇒ 組み込み というスタンダードな手順で、、、注意深く修理を進めないと、、、大穴を開けてしまう事になりますね。。。当たり前の事ですが。。。
ここまでの点検&部品取り外しは、、、順調に?進みましたが、、、
ギアの破片が、、、2個しか発見が出来ません。
クランクの中を洗ったり、、、マグネットで探ったりしましたが、、、大きな破片は、、、出てきませんでした。
どこへ行ってしまったのか???
また、、、部品が届いてからすぐに組み込みが出来るように下準備として、、、
古いガスケットを剥がしたり、、、
という作業も時間がかかるんですよ。
という事で、、、今日は車体を動かすことが出来ないので、、、そのまま部品待ちになってしまいました。。。
そんな老メカのとなりでは、、、
メカイトウが点火系の点検をしていましたが、、、
カレの点検の仕方を始めから見ていたのですが、、、
メカニックの悪い癖で、、、難しいところから点検し始めて、、、
時間がかかって、、、
で、最後に原因が発見は出来たのですが、、、
このあたりは最初に点検するのが、、、オーソドックスな点検の順番だよね。。。
という部分が故障原因でした。。。
メカの誰もが?嵌ってしまった事があるとは思いますが、、、このあたりの順番はやっぱり、、、簡単な部分から、、、ひとつずつ、、、潰していかないと、、、嵌るんですよ。
経験だよね。。。
修理は難しい。。。
ホンダとヤマハの業務提携のニュースが今日は飛び込んできましたねえ。
これは、、、ビックリです。
ホンダのニュースリリースはこちらです。
http://www.honda.co.jp/news/2016/c161005b.html?from=copy
ヤマハのニュースセンターはこちらです。
http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2016/1005/collaboration.html
ホンダのニュースリリースの中に、、、共同記者会見がyoutubeにアップされていたので、、、45分と長かったですが、、、見てしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=hcuxtlApW0w
デザインは変えて発売するようですが、、、バイク屋の目から見ると、、、個性が無くなり、面白みにかける、、、かな。
でも、、、時代の流れですねえ。。。