当店在庫車両の ヤマハ TT-R125LW の整備を少し、、、始めました。
老メカの、、、いつもの整備の順番通りに、、、
オイル交換からスタートです。
元オーナーは当店と、、、老メカと、、、お馴染みのお客様で、、、
レーサーですので、、、走行前には毎回のようにオイル交換はしていたと思いますので、、、キレイなオイルが出て来ました。。。
カレもメンテナンスは、、、出来る事は自分でやる人でしたので、、、
オイルはヤマハ純正スポーツ 10w40 を入れます。
老メカの順番では、、、次は、、、
スパークプラグの交換です。
レーサーですので走行距離は走っていても、、、数十キロ???くらいですので、減っている事はありませんが、、、プラグは、、、外したら交換ですね。
次のオーナー様の為に。。。
次は、、、
エアークリーナーはほんの少し土ほこりが見られます。。。
ですので、、、洗浄して、、、乾燥させて、、、
フィルターオイルを塗ります。
フィルターオイルは、、、これもヤマハ純正です。
た~っぷりと塗って、、、
モミモミいたします。。。
そして、、、
ぎゅ~~~~~~~っと、、、握って、、、余分なフィルターオイルを捨てます。
この握り具合で???吹け上がりやキャブセッティングが変わってしまう???かもしれませんので、、、毎回自分でこの作業はやるのがいいのかな、、、って思いますが。。。
そして、、、スポンジが出来たらベースに取り付けますが、、、取り付けの面には、、、グリースを塗布しておきます。
ベースにスポンジを取り付けて、、、
そのベースの裏側にもスポンジが貼ってありますので、、、
このスポンジにもグリースを塗布いたします。
なんで?グリースを塗るのかっていうと、、、乾燥したスポンジでは土ほこりを吸い込んでしまいます。
ですので、、、吸い込みそうな部分にはフィルターオイルやグリースを塗ってほこりの侵入を防ぐんです。
出来上がったら、、、
エアークリーナーケースに装着するのですが、、、
普通は、、、このまま、、、
こうやって、、、入れますが、、、
老メカは、、、ひと手間かけて装着いたします。
そのまま入れると、、、
矢印の部分でスポンジが削れる、剥がれる、、、事があります。
って言うか、絶対になります。
このスポンジも少しヨレヨレしているでしょ。。。
ですので、、、
この様な保護用の薄い板を切ってあてて、、、スポンジが削れないように守って、、、
ゆっくりと、、、
溝に沿って、、、一緒に入れて、、、
最後に保護用の板だけを抜き取ります。
完成。
スポンジが削れたまんま、剥がれたまんまで走行すると、、、土ほこりを吸い込んでしまいますからね。
老メカ、TT-R125は、、、自分で持っていましたので、、、経験者なんです。
で、どうやったら壊さないで入れられるか?考えたら、、、こんな方法になりました。
中古車の整備、、、つづく。。。