ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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26日の日経平均一時478円弱の下落も179円22銭安い22426円19銭で終了

2020-02-26 16:09:54 | Weblog
 26日の日経平均ですが、25日の米国主要3市場も前日に続く大幅続落(ダウ3.15%安、ナスダック2.77%安、S&P500種3.09%安)となる中、前日終値(22605円41銭)よりも231円27銭安い22374円14銭でスタートした直後に22413円63銭も午前はじり安が止まらず11時過ぎに478円近く安い22127円42銭まで下落しましたが、その後急速に買い戻しが入り前場は前日比248円02銭安い22357円39銭で終了。
 午後は12時40分頃に22450円弱まで戻した後、13時15分頃に22315円近辺まで調整してからは22400円を挟んだもみ合い状態で推移。終値ベースでは前日比179円22銭安い22426円19銭で終了しました。

 日経平均は下げ止まった後はかなり戻して終了(0.79%安)していますが、他の東京市場の指数は東証マザーズが2.18%安、東証REITが1.46%安、ジャスダックインデックスが1.47%安、日経ジャスダック平均が1.27%安、東証2部が1.13%安となるなど軒並み調整。
 昨日の日経平均は個々の銘柄を吟味しないで一斉に狼狽売りされた格好でしょうし、当然今日はその反動で買い戻しが入った銘柄もあったでしょうから、まだ全体としては警戒を解くのは早すぎるのかな…と思います。

 東証1部の上昇組では、北沢産業(14.83%高)やファイズHD(14.31%高)など3銘柄で10%以上の上昇。キヤノンが3.58%高、ユニチャームは2.08%高。
 一方の下落組では、ダイトウボウが13.76%安、日本エアーテックが8.35%安。
 丸亀正麺などを展開するトリドール(7.5%安)、鳥貴族(5.79%安)、串カツ田中(4.25%安)や吉野家HD(4.2%安)、幸楽苑(3.96%安)、ホットランド(3.5%安)などお手軽系外食産業が売り込まれ始めたのは気がかりなところです。

25日の米国市場 ダウ3.15%安、ナスダック2.77%安、S&P500種3.09%安

2020-02-26 08:10:39 | Weblog
 25日の米国株式市場は、新型肺炎による影響の拡大懸念から大幅続落して終了。
 NYダウは、963ドル安の水準となる27960ドル台をつける場面があり、終値ベースでも前日比879ドル44セント安い27081ドル36セントで終了(3.15%安)。
 ナスダックは、前日比255.67ポイント安い8965.61ポイントで終了(2.77%安)。
 S&P500種は、前日比97.68ポイント安い3128.21ポイントで終了(3.03%安)しました。

 昨日は韓国やギリシャは値頃感?なのか反発したものの、欧州株は英FTSE100と仏CAC40が1.94%安、独DAXが1.88%安、イタリアのFTSEMIBが1.44%安となるなど、ほぼ1~2%台の続落。
 世界的な株安の流れを米国市場も止められなかった感ですね。

 今日もダウ構成30全銘柄で下落となり、アメックスが5.69%安、ユナイテッドテクノロジーズが5.3%安、ビザが5.23%安、ユナイテッドヘルスグループが5.18%安、ダウが4.95%安、JPモルガンチェースが4.46%安、ボーイングが4.33%安など。
 デルタ航空が6.16%安、マリオット・インターナショナルが7.97%安となるなど旅行関連にも影響が出てきています。


 NY原油は、前日比1.53ドル安い1バレル49.90ドルと、終値ベースで50ドルの心理的大台を割り込んで終了。
 NY金は、前日比26.6ドル安い1トロイオンス1650ドルちょうどで終了しています。