・1897年フランスでの初演以来、映画化、
ミュージカル化されている「シラノ・ド・ベルジュラック」。
その不朽の名作を極上のドラマティック・ミュージカルの
映画化されました。
・17世紀フランス。剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能を
持つ、フランス軍隊きっての騎士「シラノ」は仲間たちからも
絶大な信頼を置かれていたが、自身の外見に自信が持てず、
思いを寄せる「ロクサーヌ」に、秘めた気持ちをずっと
告げることができない。
その胸の内を知らない「ロクサーヌ」はシラノと同じ隊に
配属された青年に惹かれ、こともあろうに「シラノ」に
仲立ちをいお願いする。
複雑な気持ちのシラノは愛する人の願いを叶えようとする
青年に代わって、自身の想いを文字に込めて、ロクサーヌへの
ラブレターを書くことに・・・。
果たして、三人の求める純真な愛の行方はーーー。
・窓際の「ロクサーヌ」に愛を打ち明ける青年、隠れて
セリフを伝授する「シラノ」、軽やかなピアノの伴奏で
歌う三人の声が清々しく、特に印象的でした。
(ロミオとジュリエットの場面を彷彿)
・手紙(書く事)、詩、言葉の大切さを感じた映画でもありました。
※ 「メール」ではこうはいきません!