一昨日、友人夫婦に女の子が誕生しました。 おめでとうございます! 名前は、「ここみ」ちゃん。 でも、木村さんちとは字が違うらしい。
子供が生まれたり、弟子が来ると、名前を付けなければなりません。 前座の名前なんかは、いい加減で構いませんが、子供となると大変ですね。 私の場合、全然そんな状況になりませんが…。
ちなみに私は、扇遊の一番弟子で“遊一”、大師匠・扇橋が名付け親です。 時々、「本名ですか?」と聞かれますが、もちろん芸名です。 前座の時の“ゆう一”も、大師匠に決めて頂きました。
ちなみに、“入船亭扇橋”という名は、談志師匠が見つけて下すったそうです。 先代・扇橋は、「梅が香や 根岸の里の 侘び住まひ」などの句を残してます。
お相撲さんの四股名(醜名)にも、色々と由来があるそうで。
69連勝の記録を持つ、大横綱の“双葉山”。 本当は、「力抜山」になる筈だったらしい。
力抜山と言っても韓国出身で新日本プロレスに留学してた、後のストロングマシーン2号(ノータッチ・トペでお馴染み)じゃありませんよ(知りませんか?)。
楚王・項羽が、四面みな楚歌となった時の『垓下の歌』、その冒頭。 「力は山を抜き、気は世を蓋う」、そこから取って、力抜山。 中国の故事、漢詩からなんてなぁ、素晴らしい。 でも、力が抜けちゃあいけないので、双葉山になったとか。
引退を決意した時に、知人に宛てた文面、「未だ木鶏たりえず」。 昔の力士には、漢籍の教養もあったんですね。
少年時代に大好きだった千代の富士は、郷土の先輩で師匠の横綱千代の山、後に師匠となる横綱北の富士から取りました。 わかりやすい。
同じ九重部屋の北勝海は、横綱昇進時、北海道十勝出身だから「十勝海」が良かろう。 でも、十勝しかできない横綱なんて…、それで北勝海に。
名は体を表すと言いますし、言魂という思想もあります。 孔子曰く、「必ずや、名を正さんか」と。
言葉も名前も、大事にしなきゃと思いました。
※ 小5の時、蔵前国技館に行きました。 横綱土俵入りを終えた千代の富士に触れようとした私、付き人にドーンと突き飛ばされました。 その付き人は、当時幕下上位にいた保志。 私を倒し、横綱にまで昇り詰め、北勝海となりましたとさ。
子供が生まれたり、弟子が来ると、名前を付けなければなりません。 前座の名前なんかは、いい加減で構いませんが、子供となると大変ですね。 私の場合、全然そんな状況になりませんが…。
ちなみに私は、扇遊の一番弟子で“遊一”、大師匠・扇橋が名付け親です。 時々、「本名ですか?」と聞かれますが、もちろん芸名です。 前座の時の“ゆう一”も、大師匠に決めて頂きました。
ちなみに、“入船亭扇橋”という名は、談志師匠が見つけて下すったそうです。 先代・扇橋は、「梅が香や 根岸の里の 侘び住まひ」などの句を残してます。
お相撲さんの四股名(醜名)にも、色々と由来があるそうで。
69連勝の記録を持つ、大横綱の“双葉山”。 本当は、「力抜山」になる筈だったらしい。
力抜山と言っても韓国出身で新日本プロレスに留学してた、後のストロングマシーン2号(ノータッチ・トペでお馴染み)じゃありませんよ(知りませんか?)。
楚王・項羽が、四面みな楚歌となった時の『垓下の歌』、その冒頭。 「力は山を抜き、気は世を蓋う」、そこから取って、力抜山。 中国の故事、漢詩からなんてなぁ、素晴らしい。 でも、力が抜けちゃあいけないので、双葉山になったとか。
引退を決意した時に、知人に宛てた文面、「未だ木鶏たりえず」。 昔の力士には、漢籍の教養もあったんですね。
少年時代に大好きだった千代の富士は、郷土の先輩で師匠の横綱千代の山、後に師匠となる横綱北の富士から取りました。 わかりやすい。
同じ九重部屋の北勝海は、横綱昇進時、北海道十勝出身だから「十勝海」が良かろう。 でも、十勝しかできない横綱なんて…、それで北勝海に。
名は体を表すと言いますし、言魂という思想もあります。 孔子曰く、「必ずや、名を正さんか」と。
言葉も名前も、大事にしなきゃと思いました。
※ 小5の時、蔵前国技館に行きました。 横綱土俵入りを終えた千代の富士に触れようとした私、付き人にドーンと突き飛ばされました。 その付き人は、当時幕下上位にいた保志。 私を倒し、横綱にまで昇り詰め、北勝海となりましたとさ。