遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

上野・浅草・池袋

2008年06月25日 | 寄席
19~24日。 色々と事情がありまして、更新が滞りました。 申し訳ございませんm(__)m


某日。 夏に公開する映画、『落語娘』の試写会へ。 主演・ミムラの前座っぷりも良かったが、師匠役の津川雅彦は最強。 楽しい映画でした! 昇太師匠、喬太郎師匠、そして喬之助師匠が出てましたよ。

或る日、或る晩。 黒門亭の委員会があったり、落語協会の総会があったりする。 でも、内容は言えません、守秘義務がありますから。 まぁ、どなたも興味が無いと思いますが。 時折、ヤケに内部事情に詳しいお客様がいて、驚くことがあります。

曇天の日。 鈴本の昼席の楽屋へ、修学旅行で来た愛知の中学生をご案内。 会長の馬風師匠と記念写真、良い思い出になったことでしょう。 私だって、会長との写真なんか無いんですから(夏の寄合の集合写真を除く)。 HP委員長の正朝師匠も一緒でしたし、貴重なショットです。

楽日。 大師匠のカバン持ちで、浅草へ。 前座さん4名中、2名が私が以前着ていた着物で働いている。 私も頂いたものですが、それが下へ受け継がれていて嬉しい。 前座の酷使に耐えた着物を、褒めてあげたい。

初日。 楽屋入りから8年経ちました。 池袋演芸場・昼の部、残りの出番は25・26・29の3日間です。

梅雨の合間。 踊りの稽古へ。 これからの季節、ただでさえ汗っかきなのに…。


※7月上席、鈴本演芸場・昼の部、出番が決まりました。 いつものように、扇里兄さんとの交互出演。 遊一は1・2・5・7・10日の5日間、12:30上がりです。

悲劇 観劇

2008年06月20日 | 落語会
17日。 都内を移動中、ちょいと急ぎ足で飛び出したところ、出会い頭にパッタリ。 相手の顔を見て驚きました、女優の田島令子さん。 あちらも、変な男が飛び出してきたから、ビックリした顔をしてました。 “ベルばら”(アニメ版)好きには、堪りませんな。 

その足で新橋演舞場へ。 “新派120周年”『鹿鳴館』。 水谷八重子、市川団十郎、西郷輝彦…と、すごいキャストです。 川上音二郎と九代目・団十郎には大変な因縁があるとかで…。

ちなみに、「水谷ッ!」って掛声は、ありませんでした。


18日。 千葉県佐倉へ。

“第4回 ヤングさくら寄席” 、第1回目以来の出演。

 朝也   「短命」

 遊一   「夢の酒」 

 金兵衛  「祇園祭」


ほぼ地元、お隣の成田出身・金兵衛兄さんの凱旋公演、のようなもの。 露払いが不甲斐なかったですが…。 ご常連もいらっしゃって、どんどん良い会になってます。 お席亭、スタッフ、そしてお客様に感謝です!

御礼 言う

2008年06月19日 | 落語会
15日。 日暮里サニーホール、“第17回 入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは”。

 正太郎  「転失気」

 小権太  「たらちめ」 

 遊一   「真景累ヶ淵~お園新五郎~」

 遊一   「真景累ヶ淵~新五郎の捕物~」

 小権太  「厩火事」


おかげさまで、設営時に出した席は一杯になりました。 ご来場、ありがとうございましたm(__)m やはり、「真景累ヶ淵」は難しい噺です。 これを、21歳で作った圓朝師匠って…。

次回は、10月3日(金)、お江戸日本橋亭にて18:30開演です。 よろしくお願いします!

改めて、ご来場下さったお客様へ、お尋ねします。 舞台上手側、前から3列目の壁際の座席下に、お忘れ物がごさいました。 小権太か遊一に、ご連絡下さいますよう、お願い申し上げます。 心当たりの方も、ご連絡頂けたら幸いです。 yuuiti@rakugo-kyokai.or.jp(遊一)



16日。 披労回復を図るとともに、事務作業をこなす。

7月13日に行う“第一回 入船亭遊一の会”、おかげさまでチケットが完売になりました。 どうも、ありがとうございましたm(__)m

お忘れもの

2008年06月16日 | 落語会
昨日は、“第17回 入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは”、ご来場ありがとうございましたm(__)m

客席に、お忘れ物がございました。 前から3列目、上手側です。

お預かりしておりますので、小権太か遊一へご連絡下さいませ。

遊一は、yuuiti@rakugo-kyokai.or.jpです。

よろしくお願い致します。

どうだ 開業

2008年06月15日 | 落語会
14日。 東松山市、高坂にて落語会。 3年ぶりです。 会場の建物周辺は、測量の仕事で何度も訪れた土地。 懐かしい、そして、お客様は前回同様優しい。 

高坂は東武東上線なので、渋谷から副都心線で行きました。 渋谷のホームは、半蔵門線より深い。 各駅停車“志木行”に乗車。 ホームは大混雑だが、車内はガラガラだったりする。

行きも帰りも、開業初日で、ダイヤがだいぶ乱れていました。 それより困ったのは、渋谷から雑司が谷まで、ホームは全て圏外、 携帯が繋がりません(auですが)。 携帯がセコなのか、先頭車両でホームの端だからなのか…。


※せっかくの東松山でしたが、翌日が勉強会。 カシラ&酎ハイは、泣く泣く見送りました。

真打 饗宴

2008年06月14日 | 日記
12日。 午前、全生庵へお墓参り。 午後は、師匠宅へ。 今夜は、志ん輔師匠と師匠の二人会なので、そのお手伝い。

受付、販売、太鼓などを…、でも楽屋のことは前座さんに任せ、高座を注視。 「夏の医者」「祇園祭」「船徳」「たちきり」、 勉強させて頂きました。


13日。 踊りの稽古へ。 やはり、「藤娘」はしんどい(体力的に)。

その後、池袋へ行き、芸術協会の新真打、三遊亭遊馬師匠と古今亭今輔師匠のお祝い。 てゆーか、お二人にすっかりご馳走になりました。 ふだんご一緒しない芸術協会の二ツ目の方たちと、楽しくお話させて頂きました。

若手研精会でお世話になった遊馬師匠、そして大名跡を継いだ六代目・今輔師匠、ともに同い年なんですよね…。 同席した六代目・柳朝師匠も、やはり同学年。

改めて、しっかりしなくちゃです! 


という訳で、15日(日)の「入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは」、よろしくお願い致しますm(__)m

日暮里サニーホールにて、19:00開演です!

6月のどう、こう

2008年06月12日 | 出演情報
10日。 午前、落語協会HP委員会に出席。 いつものように、弁当の買い出し係を務める。

コンビニで見かけた雑誌、表紙に一門のおかみさんが! 驚いて、思わず購入する…。


11日。 初日ゆえ、師匠宅へ。 これからは、掃除で汗ダクになる季節です。


すっかり忘れてました…、今月の出演情報です。

14日(土)は、“彩北亭”。 東松山市・高坂市民活動センターにて、14:00開演です。
出演は、金原亭小駒・入船亭遊一・三遊亭歌ぶと。 木戸銭は無料ですが、0493―34―3730(高坂市民活動センター)まで、お問合わせを。


15日(日)は、“第17回 入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは”。
日暮里サニーホールにて、19:00開演です。

 柳家 小権太    「厩火事」 他一席

 入船亭 遊一  三遊亭圓朝作「真景累ヶ淵~深見新五郎~」

 前座は、春風亭正太郎

前売・予約は、1500円です。 yuuiti@rakugo-kyokai.or.jpまで、ご連絡下さいませ。


18日(水)は、“第4回 ヤングさくら寄席”。 京成線佐倉駅前、ミレニアムセンター佐倉にて19:00開演。
出演は、三遊亭金兵衛・入船亭遊一・春風亭朝也。 木戸銭は1000円です。


下席は、池袋演芸場の昼の部(14時開演)に出演します。 トリは一門の扇治師匠で、仲入りは師匠・扇遊が務めます。 遊一は、扇里兄さんとの交互出演で、21・23・25・26・29日の5日間出ます。 

29日(日)は“鈴本早朝寄席”、鈴本演芸場にて、10:00開演。
出演は、林家きく麿・入船亭遊一・柳家初花・柳家ほたる。 木戸銭は、いつものように500円です。

ご来場お待ちしておりますm(__)m

論語 口承

2008年06月10日 | 日記
8日。 浅草、永住町、鳥越神社のお祭りへ。 お昼を食べて、帰りの銀座線。 ちょうど、その時、その頭上であんな惨劇が起きていたとは…。


9日。 協会事務所で稽古。 稽古だから、勉強になって当然ですが、それ以外にも色々な話を聞くことができました。

事務所にいらした某師匠(理事!)に、「『東京かわら版』の写真が若過ぎるっ、ズルい」との苦言を頂戴する。 「7、8年前か?」、いえ、4年前です…。


※『論語』の冒頭、“人知らずしてうらみず…”というフレーズは有名です。

その後、“人の己れを知らざることを患えず、己れの能なきを患う”の言が頻出します。

「人が自分を分かってくれない」、あの孔子ですら、世間に対して屈折した感情を抱いていたのかもしれません。 その感情をどこへ向けるのか、ですね。

トリ急ぎ御礼

2008年06月09日 | 落語会
6日。 更新が滞り、すいません。 溜まった事務作業をこなす一日。


7日。 国立演芸場、“若手研精会・水無月公演”。 250人を超えるお客様で、何とかかたちになりました。 お忙しい中、ご来場ありがとうございましたm(__)m

 市朗   「湯屋番」

 三之助  「粗忽長屋」

 一之輔  「祇園会」

 扇里   「かぼちゃ屋」

 こみち  「お菊の皿」

 遊一   「厩火事」

やはり、トリは重責です。 改めて、痛感しました。 それも含め、勉強になりました。

共に『論語』を学んだ旧友が客席におり、岩波文庫版の一節を入れてしまいました。 すいません。


※時々、色紙を頼まれることがあります。 その際、『論語』の一節を使わせて頂いてます。

  述而不作 信而好古 

(子曰く、述べて作らず、信じて古を好む)

梅雨の頃でぇ

2008年06月06日 | 日記
 更新が滞り、申し訳ありませんでしたm(__)m

5月29日~31日。 毎度のことだが、旅から戻ると風邪をひきます。 もちろん、月末に仕事が無いことを、身体も理解しているのでしょう。 お約束の口内炎も拡大し、引き籠る日々。 

寝床で読んだ『朝日新聞』夕刊、一面の“日中 子子孫孫”に大学の同級生が。 荘魯迅さんの活躍が記事になっており、とても懐かしい。 彼が院生、私がフラフラしている時以来、10年以上会ってませんが…。


1日。 久しぶりの外出は、紀伊国屋サザンシアター。 文学座公演『風のつめたき櫻かな』。 近未来、震災に見まわれた直後の東京、商店街の喫茶店に集う人々を描く。

脚本の平田オリザ氏が、朝日新聞のインタビューで、「都内の商店街育ちなので」と言ってましたが…。

劇中の喫茶店の名が“ライン”で、オリザ氏の近所の理容室が“ライン”。 偶然かなと思って観ていると、出て来た床屋さんが青木さん。 オリザ氏の近くにある、もう一軒の床屋さんも“青木さん”です。 加藤武さん演ずる文房具屋は市山さんで、近所にあるのは“市沢文具店”。 決して、偶然ではないような気がしました。


2日。 前日行かなかったので、師匠宅へ。


3日。 築地本願寺寄席、昼夜公演。 お足元の悪い中、ご来場ありがとうございましたm(__)m 「たがや」と「夢の酒」。 終演後に打ち上げ、一週間ぶりに呑む。 


4日。 都内を歩く、“大江戸再発見”講座。 日本橋の薮伊豆総本店で二席、「宮戸川」と「ねずみ」。 そして、美味しい蕎麦。 日本橋界隈を散策中、“たいめいけん”前で、通行中の中尾彬氏とご対面。 存在感、あり過ぎです。


5日。 修学旅行の学生さんを、寄席へご案内。 楽屋で正蔵師匠とお話もできて、良い思い出になったでしょう。


※明日(7日)は、“若手研精会・水無月公演”です。 国立演芸場にて18:15開演です。 出演は、柳亭市朗・柳家三之助・春風亭一之輔・入船亭扇里・柳亭こみち・入船亭遊一(主任)。 

木戸銭は前売・予約が1000円、当日は1500円です。 ご予約・お問合せは、03―5721―5335(オフィスM's)まで。 よろしくお願い致します!