遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

第10回 あさがお寄席

2009年05月31日 | 落語会
あいにくのお天気の中、“あさがお落語まつり”にご来場頂きまして、ありがとうございました。 “あさがお寄席”の第10回を記念して、二部構成の落語会でした。 毎回来て下さるお子さんは、二部通しで。 お父さんとお母さんは、交替で来てました。
 
私は、一部に出ましたよ。

 里光   「ぜんざい公社」

 菊志ん  「金明竹」

 遊一   「干物箱」

 きく麿  「ちりとてちん」


明日からは、鈴本演芸場・昼の部に出演致します。 トリを務める師匠・扇遊は、5日と7日をお休みします。 遊一は1・2・3・8・10日の5日間、高座を務めます。 ご来場、お待ちしております!

あさがおに…

2009年05月30日 | 出演情報
大師匠の句会、書記係を務める。 宿題は「夏場所」。 10年以上前にも同じ題が出ており、当時の句も張り出される。 当然、「モンゴル」「蒙古」などという言葉は皆無。 ハワイ勢の活躍があったものの、日本人も頑張ってました。


三遊亭生之助師匠の告別式。 大師匠と斎場へ向かう道すがら、「この花は○○○、この木は○○○」と、教えて下さる。 句会の書記もそうだが、勉強になることが多い。 


※「朝顔」や「七夕」は、秋(旧暦七月~九月)の季語です。 ←試験で間違いやすいトコ。


   朝顔に つるべ取られて もらひ水



明日31日(日)は、“あさがお落語まつり”です。

下高井戸駅徒歩1分・あさがお整骨院

第1部 13:00~15:30

古今亭菊志ん
林家きく麿
笑福亭里光
入船亭遊一


第2部 16:30~19:00

古今亭菊志ん
林家きく麿
柳家喬之進
古今亭菊六

各部とも前売2000円  当日2300円

1部・2部通し券3500円

ご予約・お問い合わせは、03―3321―0822またはrakugo@asagao.bizへ。


私服の時

2009年05月29日 | 落語会
先日、喫茶店に入ったところ、ウェイトレスさんに「この前、研精会に行きましたよ!」と言われました。 ありがとうございます! “若手研精会”では、仲入りの時に私服で前売券を売るので、メガネ姿にも見覚えがあったのかと…。


その研精会メンバーの夢吉さんと、新宿三丁目での勉強会。 会場入口、階段の踊り場がわれわれの楽屋だ。 開場時刻と着替えの時間が重なる為、お客様からモロに見られる。 私服どころか下着姿さえ、知られているかもしれない…。 

あさがお落語まつり

2009年05月27日 | 出演情報
いつもお世話になっている「あさがお寄席」が、10回目を迎えます。 今回は特別に、昼夜興行です。 皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます。


5月31日(日) “あさがお落語まつり”

下高井戸駅徒歩1分・あさがお整骨院


第1部 13:00~15:30

古今亭菊志ん  林家きく麿  笑福亭里光  入船亭遊一


第2部 16:30~19:00

古今亭菊志ん  林家きく麿  柳家喬之進  古今亭菊六


各部とも、前売は2000円で、当日は2300円です。

1部・2部の通し券は、3500円です!

ご予約・お問い合わせは、03―3321―0822か、rakugo@asagao.bizまでお願いします。

浦和と裏

2009年05月26日 | 落語会
浦和、市民文化センターの“江戸落語講座”にて二席。 三宅いづお先生の江戸庶民のお話は、いつも勉強になります。 今日は、民間信仰と銅像の話でした。

都内からのお客様もいらっしゃって…、ご来場ありがとうございましたm(__)m



お江戸日本橋亭、“裏・研精会 扇里奮闘公演”へ。 若手研精会を育てた稲葉さんが、最後に企画した会です。 兄弟子の会ゆえ、お手伝いに。 

扇里兄さんが二席、他に大師匠、扇辰師匠、辰じんと、一門会のようでした。 大師匠・扇橋は、22日にお亡くなりになった三遊亭生之助師匠を偲んで、圓生師匠直伝の「弥次郎」でした。

こちらも、ご来場ありがとうございましたm(__)m


※昨年、ご好評頂いた「扇橋一門会」、今年は9月12日(土)の昼に開催予定です!

てうし寄席

2009年05月23日 | 落語会
インターネット関連企業の方々の前で、先輩と一席ずつ。 時代の先端を行きつつも、落語をとても大切に考えて下さっていて、嬉しかったです。



インターネットと言えば、落語協会ホームページ委員会(人知れず、私も所属しております)。 その副委員長・三之助兄さんのふるさと銚子に呼んで頂きました。

ちょうど三之助兄さん達の「来春真打昇進」が発表になったばかり、会場はとても良い雰囲気でした。 オマケの私の高座も、よく聞いて下さいました。 兄さん、銚子の皆様、ありがとう&おめでとうございますm(__)m


で、告知です。 その三之助兄さんがトリを務める“若手研精会”、ぜひご来場下さいませ。

6月6日(土) 18:15  “日本演芸若手研精会・水無月公演” 半蔵門・国立演芸場

柳家三之助(主任) 瀧川鯉橋 入船亭遊一 三笑亭夢吉 春風亭一之輔 古今亭志ん坊

前売・予約が1000円、当日は1500円です。 お問い合わせは、03―5721―5335まで。

大検

2009年05月22日 | 落語会
宇都宮の学校で、落語教室。 主に、“高等学校卒業程度認定試験”の合格を目指す生徒さんたちが対象でした。

以前は、“大検”と呼ばれた試験です。 私が受けたのが昭和62年ですから、もう20年以上も昔の話。 教室に張ってある時間割、その科目を見て、懐かしくなりました。

自分の頃と比べて、生徒さんは、みな明るかったです。 何より、初めての落語をよく聴いてくれました。 ありがとうございますm(__)m


※私は11科目を受験しましたが、今は8科目になったそうです(しかもマークシートとはズルい)。 「保健」まで受けたのに…。

聞き書き その三

2009年05月21日 | 日記
以前、仕事で伺った入間市。 茶房での落語会や、茶畑に囲まれた公民館での落語会…。 狭山茶の本場です。 楽屋のお茶も、おいしかったです。

茶房での会、楽屋にはTBSドラマ『夫婦道』のポスターがありました。 入間市が舞台なんですね。 今も放映中ですが、前作の最終回、武田鉄矢演じる製茶業を営む主人公のセリフ、これが良かった。


「あんたに言わせりゃ、たかだがお茶だけどよ。 こっちは、これに命懸けてんだよ。

お茶はなぁ、凄いと思われちゃいけない。

うまいと思われちゃいけない。

飲んだ人を、ホッとさせる。

ホッとさせて、後は忘れてもらう。

忘れてもらうために、こっちは命を懸けてるんだよ。」



主人公の長女にプロポーズした芸術家への言葉でした。

二代目

2009年05月20日 | 落語会
またも、お寺での落語会。 ご本尊を背にして喋ると、私まで少し立派に見えるらしい。 もちろん気のせいだと思いますが。

この寺の今後を背負うご子息が修行をなさってるそうで、二代目の話から若旦那の噺へ。

時間があるので、もう一席は「ねずみ」。 この噺にも、最後に二代目(政五郎)が出てきますが、こちらは落語には珍しい立派な若旦那ですね。



鈴本 6月上席

2009年05月18日 | 出演情報
6月上席(1日~10日)の、鈴本演芸場の出番が決まりました。

遊一は、1・2・3・8・10日の5日間の出演。 いつも通り、扇里兄さんとの交互です。 

6月1日は「寄席の日」で、木戸銭は1400円プラスお土産付きですよ! 

ご来場、お待ちしておりますm(__)m

勉強会

2009年05月17日 | 落語会
川崎での勉強会、ネタ指定で「幾代餅」を。 久しぶりなので、新鮮な気持ちでやれました。


寄席での勉強会、“鈴本早朝寄席”。 はっきりしないお天気の中、170人を超えるお客様。 ご来場ありがとうございましたm(__)m 


 “鈴本早朝寄席”

 遊一   「たがや」

 さん若  「化物使い」

 きく麿  「ひがみ」

 喬之進  「船 徳」


季節ネタ、シーズン当初は、なかなか慣れぬもの。 毎年、新鮮な気持ちで。

熱血落語道場

2009年05月16日 | 落語会
ほぼ15年ぶりに、巣鴨信用金庫さんへ。 今回は、出演者として。 “お楽しみ演芸会”、2回とも、立ち見のお客様の盛況でした。 ご来場ありがとうございますm(__)m


横浜の中学校、落語教室で高座に上がった生徒さん&先生、みんな上手で驚きました。 マイ扇子持参の男子生徒さん、口調がすでに噺家のそれでした。

終演後は、格闘技好きの某師匠と、“総合”トークを。 熱さと冷静さを合わせ持つ師匠の魂は、格闘家のそれでした。

寄席の出演

2009年05月14日 | 出演情報
4月中席、浅草演芸ホールにご来場のお客様、ありがとうございましたm(__)m 昼の部が“二代林家三平襲名披露”だったこともあり、夜の部も賑やかな客席でした。



6月上席(1日~10日)は、鈴本演芸場の昼の部に出演します。 トリは師匠・扇遊、今回も扇里兄さんとの交互出演です。 出番が決まり次第、お知らせいたします。


※初日・6月1日は、年に一度の「寄席の日」です。 木戸銭は、なんと1400円! 是非この機会に、寄席にお運び下さいませm(__)m

早朝と深夜

2009年05月13日 | 出演情報
タクシー料金なら、割増になる深夜・早朝ですが、寄席なら割安です。 もっとも、ホントの深夜や早朝ではありませんが。 みなさんが、フツーに活動している時間帯に、ご覧頂けます。

私の出番は、以下の通りです。 お時間ございましたら、お運び下さいませ。


5月17日(日) 10:00  “鈴本早朝寄席”  鈴本演芸場

林家きく麿  柳家喬之進  入船亭遊一  柳家さん若

木戸銭は500円!


6月27日(土) 21:30  “末廣深夜寄席”  新宿末廣亭

柳家喬之進  入船亭遊一  林家彦丸  古今亭駒次

木戸銭は500円!


聞き書き その二

2009年05月12日 | 日記
むーちょ様のコメントへ、詳しい返信です。 すべて、引用ですが…。


だが今朝の斎藤杢之助は、猛虎を退治することが目的ではない。 自分が殺されること、正確にはその兇暴な爪で、 (中略) 頭のてっぺんから股座まで、まっ二つに引き裂かれて死ぬのが目的なのである。  

朝、目が覚めると、蒲団の中で先ずこれをやる。 出来得る限りこと細かに己れの死の様々な場面を思念し、実感する。 つまり入念に死んで置くのである。 思いもかけぬ死にざまに直面して周章狼狽しないように、一日また一日と新しい死にざまを考え、その死を死んでみる。 新しいのがみつからなければ、今までに経験ずみの死を繰返し思念すればいい。 


                                   隆慶一郎『死ぬことと見つけたり・上巻』(新潮文庫)



武士道といふは、死ぬ事と見付けたり。 二つ二つの場にて、早く死ぬかたに片付くばかりなり。 別に仔細なし。

毎朝毎夕、改めては死に死に、常住死身になりて居る時は、武道に自由を得、一生越度(おちど)なく、家職を仕果たすべきなり。

                                            『葉隠 上』(岩波文庫)聞書第一・二



必死の觀念、一日仕切りなるべし。 毎朝身心をしづめ、弓、鐵炮、鑓、太刀先にて、すたすたになり、大浪に打ち取られ、大火の中に飛び入り、雷電に打ちひしがれ、大地震にてゆりこまれ、數千丈のほきに飛び込み、病死、頓死等の死期の心を觀念し、朝毎に懈怠なく死して置くべし。

古老曰く、「軒を出づれば死人の中、門を出づれば敵を見る。」となり。 用心の事にあらず前方死して置く事なりと。


                                               『葉隠 下』聞書第十一・一三四



※『葉隠』にご興味のある方は、三島の『葉隠入門』より『死ぬことと見つけたり』がオススメです。