Wake Up !

一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

それぞれの生き方

2013-05-27 21:58:21 | 日々のつぶやき

土曜の午後はユキちゃんちへ行き、ノワタリさんが遠隔でされる家祓いの神事を指示に従ってお手伝いした。

ご主人と息子さん夫婦と今年小学校に入学したばかりのお孫ちゃんと一家総出である。

こういう姿が私達の年齢では一般的だろう。

ユキちゃんはあれこれと仕切って張り切っていた。

その後、あれこれと雑談をしたが、

先日亡くなった彼女と私のことを

「あんた達は、自分から追っかける方がスキでしょ。でも、付き合ったら、『あれ?違う。こんなはずじゃ...』と言って、すぐ冷めるでしょ。」と言われた。

「....」当っている様なちょっと違うような???

でも、ダメだから、次ぎ行こうと言うことは私達は二人とも出来なかった。そういう点で私に彼女は親しみを持ち現れたのか?

そして昨日の午前中、ボタン色の芍薬を花屋さんで買い、御神酒とスルメイカ、きゅうりの漬物、枝豆とおにぎりを持ち彼女のお墓参りに出かけた。

彼女は私と指しで飲みたかったそうだ。

車で出かける予定があったため、私は紙コップに5分の一くらい、彼女にはなみなみと注いで彼女の位牌の戒名を見ると、元気だった彼女の顔が浮び、あの声を聞く事が出来ないと思うと寂しさが募ってくる。

お父さんやお母さんの元へ行き、幸せなのかもと思うが、今度生まれたらユキちゃんのように家庭を持つといいねと声を掛け、しばらくあれこれと思いながら、2度目のお線香が半分過ぎたあたりまでいて別れを告げた。

「私の事を忘れずに話してね...」と、言葉を残した。

去って行く者はよいが、突然残された者はその場に立ち竦むだけで泣くことしか出来ない...。

彼女が亡くなった20日ほど後体調が最悪な頃、また知り合いの少し年下の独り者の女性が事故で亡くなった。

白昼赤信号で飛び出し、車に撥ねられて亡くなった。

多分、何か考え事でもしてボーとしていたのではと思うが、彼女とは25年ほど前、私の車に乗っていて隣町で追突事故に遭った。

その時は検診も受けたが何も出なかった。が、後遺症が出るかもしれないと危惧し、訴えたが、病院側の勧めでしぶしぶ判を付いた。

2ヵ月後の10月、肌寒くなった頃から、ひどい肩こりになったので彼女も同様であっただろうと察する。

それ以来私のウイークポイントは左半身である。

電話をもらう度、「肩が痛いのよ。」と何度も言われるので、責められているようで耐えれなくなり、ある時、

「そんなに痛いのなら、私には何もしてあげれないので、先方さんに言って!」ときつく言ったことから、彼女は腹を立てたらしく、顔を合わせてもプィと横を向いて無視され、付き合いはそれ以来なかった。

私と彼女の共通点はその事故しかなかったので、それは挨拶代わりだったのかもしれないと後で気づいた。

骨折や裂傷と違い、検査してもその時点では分からないが、寒くなると筋肉が緊張して張ってきていたのは確かな事だった。

ノワタリさんと友人の事を話していて、

「稽古事に入れ込ま無ければもっとらくだったろう。」と言うと

「それは私の生き方。」とピシャリ反論された。それが彼女の生きがいであり誇りであっただろうと思うが、彼女の場合は仕事も稽古事も現役でハレの場にいたが、

事故死された彼女も一人で地味地に懸命に生きていたのに「一人」というだけで、自殺?などと言われる...。

私も含めて彼女達も寂しく孤独であった事を思う。

ノワタリさんに出会うことなく、この道へ進む事が無ければ、どんな生き方をしているやら分からないと、思う。