Wake Up !

一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

ご一緒に?

2013-05-19 22:02:14 | 日々のつぶやき

やはりノワタリさんの仰るとおり、私の所ばかりに居続けたのでは無いだろうが、いくら中の良い友人と言ってもあの世の人なので日を増すごとにあれこれとさわりがでてきた。

私の思いが彼女を引っ張るのだろうと言う人もいるが、あの頃はそんな余裕は無かった。

「彼女がすがってきているのよ」と、ノワタリさんは言われる。こういう体質で分からだろう。

週末は横になったまま何もする気がせず、平日も仕事を終えると日が高いうちから、横になる始末であった。

疲れやすくなり、午後3時頃になると仕事するのがきつくなった。疲労回復のため、和歌山の南高を取り寄せ梅緑茶に梅干をほぐし飲み続けた。

何時もこの頃アレルギー鼻炎に悩まされるので風邪か鼻炎か分からなくなる時があったが、今回は熱が出て節々が痛く、中々熱が下がらず母の解熱剤を飲み続け、その後も中々微熱は引かず、その上、いきなり血圧は170と100を越える始末で、周りから病院へ行くよう勧められたが、一時的なものだと言い張り、また母の薬を服用し続けた。

ノワタリさんに体の不調を言い、数回遠隔でエネルギーを流してもらったが、

「これ以上、手を出せないのよ。彼女の死がきっかけであなたが変わるらしい。」と言われた。

2,3月は天中殺月なので4月3日を過ぎれば、好転するかと期待したが、全くダメで、益々体は冷え、夜中に左のふくらはぎが氷のように冷たいので目が覚める日々が続いた。

小さな電気のマットをふくらはぎの下に引いたり、横になって複式呼吸を20回したが全く改善されなかった。

ラジオを聞いていたら更年期障害(高年?)からくる冷えかと思い、当帰芍薬散、養命酒を服用し、近くの整体で膝痛の治療に通っていたついでに首の自律神経のつぼのレザー治療を受けたがさしたる効果も無かった。

平日も一日中休む日も続き、横になっていて昔虚弱体質ですぐ寝込んでいたのを思い出し、これではまたリューマチになるのではないかという不安に駆られたが、思いなおして気をしゃんと持ちできるだけ、仕事には穴をあけないように起きようと決めた。

心配されたのわたりさんや、ユキちゃんが電話を再々もらった。

「左胸も下から突き上げるような痛みがありますね。」とノワタリさんに言われたが、

「左のふくらはぎが冷えるので、ふくらはぎは第2の心臓といわれるからかしらね。」と 、答えたが、まるで「寂しいからご一緒に?」とでも言ってるのかと思うくらいだった。

牡丹灯篭のお艶さんと新三郎さんは恋人同士、レックス.ハリスンの「陽気な幽霊」は夫婦なのでそれも分かるが...。

「同じ独身だから親しみがある。」と言っている。

彼女はまだ彼岸には行っていないが、隣町に住んでおられるお姉さんと、彼岸見舞いに御実家へ行っても、もう世代替わりしていて、仕方ない事だが女三界に家なしのことわざのごとく彼女の居り場所がないのがよく分かる。

ちょうどこの3月後半から4月は忙しく、おまけにメインのメーカー商品が5月より値上げもあり、何時もより忙しかったが、外回りしても気力体力もなく、出来るだけ外回りは控えた。

不思議なことに鍵を4本紛失した。キイケースの金具が開き、部屋、事務所、母屋の鍵をなくした。

車の予備キイは仕舞ったところに無く、何度も探したが見当たらない。ディーラーに問い合わすと、コンピューターが内蔵されているので持参するように言われた。

4月20日土曜の午後、隣町のディーラーへ行くと、2時間近く待たされた挙句、国産メーカーなのに欧州産なので注文しても何時になるか分からない上、なんとキイ一つが¥19,000もすると言われた。その待ち時間雨の中、メガネやへ向かっていたら、ユキちゃんから電話があった。

結局、車のキイは注文した後、10分もしないうちに何度も探したバッグのポケットから出て来て慌ててキャンセルした。

後日、ユキちゃんと話すと、

「隠されたのよ。」と言う。確か以前、Kの店であった死霊に取り囲まれて居る人がよく隠されるといっていたのを思い出したが、考えすぎか?彼女のいたずらか?

「あんたが、雨の中すんごい疲れてトボトボと歩いているのが見えたんよ。何処へ行っていたの?」と言われた。

本当にその頃精も根も尽き果てていた。

その後、熱や血圧はだんだん落ち着いてきたが、冷えから来る膝痛から腰痛を起こし、左足を引きずる有様で温泉へ行き、マッサージ、電気治療では大した効果が無く、隣町の整体に通っている。

やっと49日が来て彼女の納骨式に参加した。お姉さん達の許可をえて「充分食べて飲んでね。」と言いながらよく冷やした「おんなのひとりごと」を紙コップに注ぎ お結び3個とお姉さんが用意されたフルーツをお墓に供えた。

食べたくても飲みたくても出来なかったから、ノワタリさんのビジョンに現れたのであろう。

彼女が来た事を伝えると、お姉さんは

「私の所には来ない...。○○ちゃんの夢に出てきたって言うのに。」と言って、悲しそうにされた。

「ううん、来てるわ。ただ、気づかないだけよ。」

「でもね、形見のリングをすぐ外したのに、指がしびれて引かないのよ。MRI検査を心配だから受けたのよ。」

「それは脳からじゃないわ。」と言って、指を包むように握ると、足から痺れが流れて行き、お姉さんも感じるらしく、

「どうして?」

「何時も身に付けてから、彼女の思いが残ってるのよ。又、後で清めるわね。」

その後、残った御神酒を墓地に撒き、供え物を彼女の生家の裏の川へお姉さん達と一緒に流した後清めた。

ノワタリさんに手伝っていただき、2日後の午前中 形見のリングやネックレスは手につけて頂いて 祝詞をあげながら榊と鈴を川の中で振りながら浄化した。

し終えた後、連絡が来て

「彼女もあの世へ行きました。とても静かだったから、こうなる事を望んでいたのね。」と言われ、彼女は静にあの世へ旅立った。

その夜、お礼とお姉さん達の事を伝える為、ノワタリさんに電話をして

「お姉さんがね、『私のほうが年上なのに何時もあの人に怒られてね~』」と言うと、

「『今は愛おしい』って言ってますよ。」と言われ、涙ぐんだ。

それをお姉さんに伝えると、電話の向こうで泣かれていた。

灯りを消し横になると寝室の壁が大きく「バキ!バキ!」と鳴った。まるで彼女がさよならの合図をしたみたいであった。あれ以来、居間でしていたラップ音は全く無い。

翌朝、一度目覚めたが、二度寝をしてしまった。

よほど起きなくちゃと思っていたのだろう、夢の中で私は寝室を出て居間にはいると何時もの光景でそれがとてもリアルで東側の窓から朝日は差しているがベランダのある南側は厚いカーテンに覆われているので部屋は薄暗くテーブルの上に数冊の読みかけの本やペットボトルを乱雑に置いたままにしていてまるで本当に起きてみているようであった。

ふと天井を見上げるとライトの周辺に水滴がたまってポツポツと落ちてくる。こりゃ大変と思いつつ、お手洗いへ行くと観葉植物の鉢が置いてあり、タオル掛けの下の床に榊が一対神棚にあるように白い榊入れが置いてあった。その後、毎朝冷えた体を温めるため風呂に入るので 風呂の蓋を3分の1くらい開けると、中に白っぽい地に赤茶色の格子柄の背もたれを倒した椅子のような物があったので驚いて外へ走りでると玄関先に20歳くらいの男の子二人とショートヘアの女の子が立ち話をしていてその横を通り過ぎたところで目が覚めた。

彼女が見せたんだと気づいたが、天井からの水滴は彼女の涙だとノワタリさんから教えられた。

脳梗塞を起こして1ヶ月足らずの間に色々自分の中で整理されただろうが、まだまだ遣り残した事が多くその無念もあったのだろう。

50日余り、体もきつく大変だったが、私は普通の人が体験しないような事を味わった。

今では彼女の思いが伝えられた事を良かったと心の底から思っている。

 

コメント (2)
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