いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

まごころ1人占め~

2015-12-18 | クッキング
うちってさ、なんかリキュール類ある?
うちってさ、オーブンにかけられる器ある?
じゃあ、板チョコはある?


合流した仕事帰りの車の中でそう唐突に聞いてくるモアイ君。

何か考えているんだなーと思うから、「なんで?」とは聞かずに「あるよ」「あるよ」「あるよ」と答えます。


じゃ、バニラエッセンスは?

それは、ない。


何を作ろうとしているのかしら?


お夕飯の支度をしながら、ワタシがラム酒の瓶と小さなココット容器と、冷蔵庫の奥で眠っている板チョコを出してあげると、ココット容器の内側にバターを塗り始めていますよ。



彼が1人黙々と始めたのは、どうやら「ブレッドプディング」のよう

卵液を溶き、バゲットを切り、刻んだバナナと板チョコをトッピング。




大丈夫?
何か見たんだよね?
オーブンの温度と時間はわかってんの?


そう尋ねるワタシに、「うん、だいじょうぶ!」とニコニコ答えるモアイ君。

何℃かも何分かもワタシにはわからないけど、お夕飯を食べている間にオーブンでプディングを焼きました。

できたー
ご飯の後に食べてみて
温かいうちがウマいらしいから。





そう言いながら食卓に持ってきたさっきのココットは、中のパンとプリンがふっくら膨らんでスフレのようだね。

ワタシはご飯を残し、新しく目の前に来た魅力的なそれをスプーンでいただきます。

シナモンシュガーをかけてもメープルシロップをかけてもおいしいんだってさ。

そうなの?
じゃ、両方かけちゃう





板チョコってオーブンで焼いたらトロッとは溶けずに角が少しカリッとなるんだね。
おもしろいねぇ。
火の入ったバナナは香ばしく、甘すぎない卵液にメープルシロップが合うよー。
でもラムの香りはあんまりしないね。
バニラエッセンスの方がよかったんじゃない?


どう?これ、うまい?

うん、美味しいよ。なーに?なんで作ってみようと思ったの?

明日、ハラウの年内最後のレッスンでしょ。クリスマスも近いし、レッスンの後みんなで食べたらどうかなーと思って。

出たー。
モアイ君の女子力(笑)

そりゃ、みんな喜ぶよ。
ワタシが作ったとしても喜ぶだろう物をモアイ君が作ったとなったら、そりゃ5割増しで喜んでくれるって。

そうして、試作品の味見・毒見をしたのがワタシ。

いよいよ本番とばかり、ココット容器6個と足りない分は陶芸で焼いた蕎麦猪口を使い、ハラウ仲間のためにブレッドプディングを焼きました。



あと2個は明日の朝でいいや。
俺たちの分は早起きして2個焼くよ。


そうね。



そんな風にして用意したのに、あーそれなのに。
1個ずつラップをして、メープルもシナモンシュガーもスプーンも用意したのに、あーそれなのに。

先生のご都合でレッスンが当日急にキャンセルになりました


結局モアイ君のまごころは、誰にも渡ることなく。
10個のプディングは私たちのおやつとなって手元に残るのです

残念だったね。
また今度、来年のレッスンでリベンジしましょ。
今度はバニラエッセンスを入れてね。


そんな彼の女子的発想、魅力のある人だなぁといつも思うわ。
仲間も、ワタシに「しあわせだねぇ」ときっと言ってくれるのです

大人の塗り絵Time

2015-12-18 | 手作り作品
ただいま、大人の塗り絵enjoy中~



真央ちゃんがマイブームと発表したことでその人気にさらに火がついた『大人の塗り絵』。

ワタシも塗り絵、好きだわ。
どんな本なのか見に行ってみなきゃ




本屋さんの一画に特設コーナーができているその塗り絵は、ほとんどがこんなに細かくてお花模様が多いの。

うーん…塗る根気は全然あるワタシだけど、こんな繰り返し模様じゃなくて、もっと風景画がいいなぁ。
例えばトロピカルな景色だったり、例えばポップな果物屋さんだったり、例えば素敵なお洋服屋さんだったり…
そんな絵柄があれば買っちゃうのになー。

世界の…なんちゃらや、ファンタジーなお城の…ではちょっと食指が伸びませんな。


真央ちゃんはこの塗り絵をしている時は無心になれて、すごくストレス解消に役立っているんだって。
ワタシのようにいつもが苦労なしの人間はこんな塗り絵をしなくてもストレスがないんだけど
真央ちゃんと同じ立場に立っちゃいけないか(笑)

けれど、たまにやる塗り絵は本当に楽しい。
もうすぐ塗り終わっちゃうこの塗り絵。
ワタシも真央ちゃんみたく100色の色鉛筆が欲しいなぁ









リピート確実の中華料理店みっけ♪ at 東僑飯店(浅草橋)

2015-12-18 | 外食
半年に1度、問屋さんのセールにお出かけして、その時々でいろんなお店でランチをしているのだけど。

今回は車を停めるところがなかなか見つからず、少し離れて浅草橋に停めたの。

買った荷物を車に戻しがてらランチにしようとキョロキョロしたら、6~700円台で定食が食べられるという看板を見つけました。

平日には会社員で混んでいるお店が日曜日にはガラガラ。
それでも平日と同じ設えをしてくれているんだねー。

ワタシは青椒肉絲。
モアイ君は鶏肉の辛味炒め。

ライスと麻婆豆腐とサラダとザーサイ、デザートの杏仁豆腐はブッフェなの。

すごくなーい?
定食でもいいような麻婆豆腐がつき出しレベルになっちゃうなんて。

青椒肉絲のピーマンがシャキシャキなのは当たり前としても、鶏肉の辛味炒めにはふくろ茸とクワイも大量に使われていて嬉しいの。

モアイ君が大きな口を開けてパクパク美味しそうに食べるのを見ると、本当に幸せな気持ちになる

まだ定食の種類もあるし、次回もここでもいいねーと大満足のランチでした。
おうちの近くにこういうお店があったらいいのになぁー。

ザワークラウトって…

2015-12-17 | クッキング
キャベツが2玉まるまるありまして…
消費活動の一環として、時々瓶詰めで買っているザワークラウトを作ろうと思ったの。

でもどんな風にするのかな?
ネットで調べたら、いやーん必要な材料はあるじゃーん。



キャベツを千切りにして




これがなければ始まらない、キャラウェイシードがちょうどあったわ。
(何に使ったのかなぁ?)




キャベツの重量の2%のお塩でもんで、鷹の爪とローリエを1枚。




キャベツの外葉でふたをして、漬け物容器でプレスするだけ。
(1玉がこれっぽちに…)


へぇぇ!
ザワークラウトってこんなに簡単なんだね。
要は黄色くなるまで漬け込んで、乳酸菌が発酵したら出来上がりなのか!
知らなかった―。

キャベツが漬けあがる頃に合わせて、アイスヴァイン(豚肉の塩漬け)も作ろうと思ったけど、今回は市販のソーセージで楽しむことにしよう。

Xデーが楽しみなり~

あったかいのは今夜まで!?

2015-12-16 | ファッション
はい、お久しぶりの着画ですよん。

あったかいねー。

表革のジャケットで出歩ける12月中旬なんて、誰が予想した?

でーもー、この温かさも今夜までとか?
恐いねー、怖いわー。

いよいよ冬本番かしら…

私の夜の徘徊も年内は今夜が最後。
そろそろ「よいお年をー」のセリフが使われる季節ですね。

よいNew yearを迎えるためにも、寒さには気をつけようねー。

ひとりで入れるもん! at しぶそば中央林間店

2015-12-15 | 外食
たしかあそこにあったよなぁ~?

ちょっと前までなかったのに、改札の中に立ち食い(実際は座れるが)そば屋さんができたのを、普段はボーっとしているワタシだけど見た気がするわ。

ホントにあったよねぇ?
やっぱり自分に自信がないな

でも、あそこを逃したらもう食べるお店も食べる時間も捻出できない。
そんなタイムスケジュールで動く日

わずか20分で美味しいお蕎麦が食べられるのか、着いた先のコンビニおにぎりになってしまうのか?

お願い!あって!




ありましたー しぶそば

東急田園都市沿線はこれから「しぶそば」なんだねー。




もうね。
1人で入れるよん。

ワタシの他にも女性のお一人様がいっぱい
へーき。へーき。

かき揚げそばにわかめのトッピング~

計画通りのランチにありつけると心が穏やかだわ。
しあわせ

でもお味は小田急沿線の「箱根そば」の方が好きですな

冷めちゃうけど、いいの(*^^*)

2015-12-15 | お出かけ
姪っ子(妹)に子供服を渡すため、吉祥寺で待ち合わせ

Kナが学校から帰るまでのわずかな時間にランチして急いで帰る、私たち昼間のシンデレラだね~

お腹にSナを抱っこしながらパスタを食べ、ぐずぐずが始まったらお店の外で泣き止むまで頑張るママ。
せっかく与えたおせんべいもおネムには役に立たず、パスタも冷めて伸びちゃうけどいいの。

Sナの一日一日の成長が楽しいときっぱり言う姪っ子(妹)。

ワタシもお仕事をしていないおかげで、これまでなかった家族と密の時間が取れて嬉しいよ。
Sナにもようやく顔を覚えてもらえたかしら…?
それとも誰にでも笑う頃なのかな~?

他にも赤ちゃんが多くて、居やすいお店で良かったよね。

吉祥寺の『タパス&タパス』さんでした


GRANNY SMITHのアップルパイ at 三宿

2015-12-15 | おいしいもの
ずっと行ってみたかったグラニースミスに寄ってもらいました



ここは世田谷の三宿店。
青山の骨董通りには縁がなく、横浜の赤レンガはわざわざ感が強いけど、三宿ならモアイ君には抜け道がいくらでもわかる生活ルートです。




6人も立ったらぎっしりの狭い店内にびっくり。
ちょうど三角の変形立地だもんね。

テイクアウトの人でお店は混んでます。
そして並んでます…




狙っていたものが夕方では品切れもあって、結局スタンダードなものしか買えなかった…
それでも3種を食べくらべ

どれが美味しかったんだか、もうわかんなくなっちゃったけど、サクサクのクランブルときりっと酸味のあるリンゴが美味しかったなー

今度はホールを買いに行こう!…と気持ちは盛り上がるけど、美味しかったのはどれだったっけ

きっと良くなる。

2015-12-15 | 家族・おうちバナシ
栃木のいとこが上京して、ワタシの姉2人と合計5人で親戚のお見舞いに行きました。

今回入院してるのは、いとこ…じゃなくって、うーーーーん何て言うのかな?

年も近くってすぐに「いとこ!」と言いがちなんだけど実際は違うんだ。

えっと、ワタシのおじいちゃんの一番下の弟の娘。
おじいちゃんの姪だね。
あ、ワタシのお母さんのいとこってことか

ワタシの母とはたぶん20才以上も離れているであろうその人は、ワタシのいとこでもいいぐらい(笑)
でも一つ上の世代なんだ。

とっても楽しい人で、周りのみんなが大笑いしちゃうような軽妙な会話がうまい人。
ワタシもたいがい面白いって言われる方だけど、全然違うんだなー。
同じ普通の言葉をワタシと彼女が言ったとしても、彼女だと笑いが起こるの。
誰みたいかなーといつも考えていたんだけど、野沢直子みたいな?
「ありがとうございます」だけでみんなが面白くなっちゃうような。

その彼女が脳卒中で倒れました。

夕方、外を掃こうと通りに出て、そこで目の前のシャッターがパシャンと下りたらしい。
近所の子供たちがそれを発見してくれて、「ママーたいへん!Rちゃん(と呼ばれているらしい)が倒れた!」

たまたま運の良いことに近所に眼科医のパパがいて、すべて手配をしてくれて、救急車で運ばれる頃にはもう入る病室が決まっていたというわ。



こんな話を本人ができることが奇跡

左半身に麻痺が少し残り、リハビリを頑張らないといけないらしいけど、それでも右手で食事もしっかり食べられて、会話も思考も普通。
今まで同様、発する言葉で笑いが起こるような、そこは無事だったんだね。

脳卒中。
全然予兆はなかったそうです。
頭痛も何も変化ない中、突然目の前が暗くなって意識を失ったんだって。

恐ろしいね。



お母さん亡きあとは2人暮らしの仲良しな姉妹。
世間知らずの箱入りおっとり姉と、しっかり者のチャキチャキ妹。
「同じ倒れるんならワタシだと思うわよね」とお姉さんが言い、
みんなが「うん。」と言っちゃうような、病気とは無縁に見えた妹が倒れたんだ。

「Yちゃん(姉)より先には逝けない」としっかり者の妹は言い、
「Rちゃんがいなかったら生きていけない」と涙を浮かべて言う姉。
臆することなく、手を取りあってそう言いあっているわ。

あの叶姉妹でさえ美香さんが倒れたら恭子さんがオタオタだったように、ここにも寄り添って生きている姉妹がいるの。


大丈夫。
きっと良くなる。
命をもっていかないでくれてありがとう。
そして、彼女らしさをそのままにしてくれてありがとう。

誰とはなしに、そうお礼を言いたくなる気持ちです。




病院の帰り、いとこと病院近くの南町田グランベリーモールに寄りました。

ワタシの姉達は先に帰り、栃木の2人は「こんな時でもないとアウトレットも来られないから」と寄り道を決めたの。

3人で片っ端からお店をころがし、ワタシはrussetで黄色のフリンジバッグを、いとこも同じお店でコートを買いました




あっという間に日も暮れて、キラキラオブジェが綺麗




さぁ、空気がシンと冷えてきたのでそろそろそれぞれの家に帰ろう。

みんな、健康に気をつけて暮らそうね。
今度はいとこ女子会で集まろうと約束して別れました。

イセザキ町でカントリーに酔いしれた夜♪

2015-12-12 | お出かけ
あなた知ってる 港ヨコハマ~
街の並木に 潮風吹けばぁ~

伊勢佐木町と聞いたらどうしてもこの曲が出てきちゃう。

きちんと訪れるのは初めてだなぁ。



ハラウの先生が古くからのお友達だというカントリーシンガーの岡村純孝さんが伊勢佐木町のライブハウスに凱旋帰国するとあって、カントリーが実は何気に好きなワタシも出かけてみることにしました。

カントリー?
ワタシが好きなのはハワイアンだけだと思ってたでしょ(笑)?

ワタシ、全然詳しくないけどカントリーもちょっと好きだし、アイリッシュ音楽も好きだったりと、自分の琴線にぐっとくる部分がそれらにはあるんですね。




イセザキモールを関内からだいぶ進んだところに、スケルトンの可愛いハウスが建っていました。




クロスストリートはプロを目指す志のあるミュージシャンを応援しているプロジェクトで、普段からいろんなライブを行っているらしい。
伊勢佐木町出身の一番のメジャーといったら「ゆず」だね。
(店内にサインもありました)




1960年代に日本でも大流行した、アメリカから来たカントリーミュージック。
横浜港に着岸した船から米兵たちが伊勢佐木町に大挙してにぎわった街。
当時、JAZZ BARがとてもたくさんあったんだって。
今ではフランチャイズのチェーン店ばかりで当時の面影がないけれど、それはその時代が青春だった年代の人にはとても淋しいことなんだよ。
(帰り道に駅までご一緒したおじさまがおっしゃっていました)




バンドのメンバーはover60の方たち。
アコースティックギター、フィドル、スティールギター、後方にベースともう一本ギター、そしてドラム。
6人編成で、しっかりとした音を奏でてくれるの。
さすがにベテラン。
お年は関係ないんだねー。




バンマスでもありvocalを務められるのが、1960年代に伊勢佐木町にあった伝説のジャズ喫茶「ピーナッツ」で看板歌手だったという岡村純孝さん。
海外活動30年のカントリーシンガー(兼:作詞作曲翻訳家)だそうです。

むむむ。
岩城滉一をほうふつとさせる色男
お若い頃はブイブイ言わせていただろうなー。




ワタシ、カントリーのどこが好きかといったら、このヴァイオリンに尽きるの。
カントリーミュージックでこのヴァイオリンの音色がすると、急にグッときちゃうんだよね。

先生からライブのインフォメーションがあった時、この楽器が入ると聞いて、即ハイッ!と手を挙げたんでした。

そしたらこのヴァイオリン、『フィドル』っていうんだってねー
ヴァイオリンがカントリーで用いられるとき、フィドルと名前を変えるんだって。

クラシックを弾く時にはヴァイオリン。
アメリカの民族音楽を弾く時にはフィドル。

ね。
そんなことも知らずに「ヴァイオリンがいいなぁ」と聞いていたんだね。

「あら!Marchさんフィドルが好きなの?だったら絶対に来たほうがいいわ。すごいフィドル奏者が来るから!」
そう先生に言われ、「行きます!」と決めたんですね。
横でモアイ君も「良かったねー」と言っています。
ワタシがいかにフィドル(覚えたて)を好きかを知っているからね




季節はクリスマスとあって岡村さんも赤いククイの帽子飾りが可愛い。




ハウス内はチケット代を支払ったらドリンクは飲み放題で、大きなクーラーボックスに350ml缶のチューハイやビールがごろごろとあり、もうひとつには2リッターのソフトドリンクが入っています。
ここに来る前に中華街で食事をしてきた私たち。
たぶん1缶なら大丈夫だろうと、ワタシもアルコール3%を探して「ゆずサワー」をいただきながらライブを観ました。
先生がチーズと柿の種の入ったおつまみセットを作ってきてくださり、そんな気遣いも嬉しいね。




正直言うとね、知らない曲ばかりなの。
タイトルを言われても「おーっ」と思う曲は全然ない(笑)
でも後ろにいたご年配の方は「いいねー!」とか「古いのやってー!」などと声を掛けていたのを見ると、やっぱりその時代に青春だった方には懐かしいシーンなわけですよ。
ワタシなど、オリビア・ニュートン・ジョンの曲でも歌ってもらわないことにはピンとは来ないんだけど。

岡村さんが「クリスマスなのでね」とサンタの帽子をかぶってクリスマスソングを歌われたら、横にいた女の方が「信じられなーい!」と声を上げました。
聞けば「カリスマ過ぎてそんなことをする人には思えない」ってことなんだって。

なるほどー。
そんなすごい人なんだねー。




1部と2部の間の休憩時にはお写真も撮っていただきました。
私たち世代はこの会場ではまだまだひよっこ
その時代に投影できる思い出はないけれど、それでも曲は十分に楽しく堪能できました!
1曲1曲の丁寧な解説やアメリカ:ナッシュビルでのお話も興味深かったなぁ。




ゲストシンガーの「ザ・ハニーズ」と「ホンキー・トクダ」さん。
このトクダさん、一瞬でオーディエンスを取り込んでしまう魅力の持ち主で、岡村さんとはタイプが違うヨーデル交じりの明るいカウボーイソングがお得意なの
ころころと回る声の音色が素敵で、見ればただの酔っ払いのおじさま風なんだけど、みんなすぐにファンになっちゃいましたよ。




フィドルの名手は鷲見(スミ)明保さんという方で、全米のフィドルコンテストで第4位になられた方なんだって。
日本人でこんな風に突きつめられた方は珍しいそう。

先生が「Orange Blossom」という曲をリクエストしてくださり、ワタシに「この曲はフィドルがいいからね」と教えてくれたの。
どうりでジャガジャガ弾きのフィドルが軽快な、そしてその音色で列車の警笛を表わしているのがすぐにわかる素晴らしい演奏でした
(このブログもyoutubeで曲を聴きながら書いています)

ハカセさんがヴァイオリンでクラシックを弾いてもセリーヌ・ディオンを弾いてもなーんとも感じないのに、このフィドルにはグッときちゃうのはなんでなんだろう?
それが『理由なし』の魅力ってことかな。
人それぞれ琴線は違うもんね~。





フィドル師匠(笑)と一緒に1枚パチリ!
みんなには「アロハシャツにテンガロンハットじゃモアイ君でもいいんじゃなーい?」とからかわれながら、横で「緊張しちゃうなー」とおっしゃっていた鷲見さんが素敵でした。

スミさんは現在キャンプ座間の子供たちにフィドルを教えているそうで、みんなに「近所なんだから習いに行ったら~?」と言われました。子供に交じってぇ(笑)?


具体的に曲をリクエストできる先生。
「テネシーワルツ」以外は正直ポカーンだったワタシ。

これって育った年代が違うってこと?

ワタシが70年から80年代のDISCOの曲ならバンバン言えるのと同じことかな?と言ったら、愛知県育ちのYちゃんが「そういうことよ!」と言いました。
「東京で育った人はその世代世代で遊ぶシーンに音楽があったのよね。ひとつ言えるのは先生もMarchちゃんも東京の遊び人だったってことよ」

そっか。
先生の青春にはカントリーや学生ハワイアンがあり、ワタシの青春にはユーロビートより少し前のディスコ曲がある。
そう思ったら80年代のディスコ曲で久しぶりに体中の血を逆流させたくなっちゃったなーと、音楽に酔いしれた夜でした