いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

これがワタシの青春の味 at カレーの王様 市ヶ谷店

2015-05-11 | 外食
今日もお仕事は外回り

今日は『千代田区day』で大手町から官公庁をまわります。

ってことで今日のコスチュームは


ジャケットを羽織り、大手町のビル街を行く人たちにまぎれましょ。

敵(敵?)を欺くには敵になりすますことが大事なのです。
いつものスニーカー姿ではこの街では浮いてしまう。
受付で怪訝な顔をされないためにも、ジャングルにおけるカモフラージュのように気配を消さなくては。

大手町はビルばかり
コンクリートジャングルとはよく言ったものです。

こんな味気のない職場より、商店街に面したオフィスの方がいいねぇ。


ビルとビルの谷間にビヤガーデンができていました。
夕方からの稼動かな?
インドアとアウトドアに分かれたテラス・・・
やっぱりナマは黒ラベルに限るっしょ

ここはワタシの母校・・・じゃなかった母社提供。
頑張れ、黒ラベル
未来永劫応援しているぞ


歩きやすいつもりで選んできたぺたんこ靴は、ゆるくて左がすっぽ抜けちゃう
かかとに当てたジェルパットがはがれてきたら公園の水場で洗って粘着力を復元し、また貼るのです。
毎日外回りの営業マンたちは、人知れず苦労をしているのでしょう。
立派なことよね。
ワタシなんて一日二日歩いただけで、色んな不都合に半泣きしそうだもの

さて、お昼・・・
もうランチタイムはとうに過ぎ、これから市ヶ谷に向かうなら絶対あそこに入りたい。
まだあるのかな?
もうないのかな?
空腹もいとわず市ヶ谷を目指し、祈るように地下鉄から外に出たら・・・

あった!あったよ『カレーの王様』


ここはワタシが30年前にバイトをしていたお店。
ずっと同じこの一等地に店舗を構えているのね~(感慨)

大学時代をすべてここで暮らし、なんならビールに就職しても日曜日だけは手伝いに来ていたという思い出の場所。
ここでいくつかの恋が生まれ(ワタシだけじゃなくてね)、たくさんの友達がいました。
一緒に働いたミユキちゃんとは素敵なリーマン客を見つけてはキャッキャしてたよね。

仕事を終えミユキと一緒に電車に乗ると、二人の髪の毛がカレーくさいの。

周りはまさかこんな可愛いサーファーギャルが(笑)カレーフレーバーをさせているとは思わないんだけど、
それでも車内にふわっとカレーの臭いがするでしょう?
「お腹すいた~、今日はカレーにしようかなぁ」などと無意識のOLさんに言われると、
コソコソと電車の隅に逃げたもんです。

どういうわけかいつもワタシの方がミユキより髪の毛のカレーの臭いが強く、
それは単純に勤務時間の長さじゃなくて、ワタシの方がキューティクルが開いていたのかな
何度シャンプーを変えても、高いのを使おうが、いつもワタシの方が臭ったことを思えています。

ミユキちゃん、懐かしいでしょ?

今日はワタシ、当時はなかったポークカレーを頼んでみたよ。


当時、カレーはソースポットとライスに分かれていて、ミユキはいつも食べる配分がうまくできずに
「カレーちょっとちょうだい」とワタシのカレーを盗んでいたっけ。
今は全て直にライスにかかっているんだね。

カウンターの感じはこんな風に変わってる。

作業の手元は見えないんだね。

ここでワタシはキャベツの千切りをひたすら習い、今では自信のある作業のひとつなの。
当時の店長が
「何度か指を切ればうまくなるよとか言う人がいるけど、指なんて切らなくてもうまくなれる!」
と、千切りならぬ百切りのワタシに根気良くつきあってくれたもんです。
そして、手湿疹が始まったのもここ。
洗い物の洗剤が強かったんだよね。



30年の間に200円高くなったね。

でもー。
味はやっぱりここが一番
昨今はココ壱が強いけど、ワタシは断然カレーの王様のカレーが一番美味しいと思う。

なんとか巻き返してくれないかな。
陸上部もなくなってしまったエスビーさん。
最後の最後、重役面接でワタシを採用しなかったエスビーさん。
恨みはないよ。

スパイスと言ったらやっぱりエスビーでしょう?
ココ壱なんかに負けないで!


カレーの王様の存続と黒ラベルの復権。

そんなことを歩きながら祈った、愛社精神のかたまりのワタシなのです。

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