遅ればせながら、撮りためた『ひよっこ』の最終週を観ました。
NHKの朝の連続TV小説のことです。
これまで、朝のこのドラマは、過去に実在した偉人などを子供時代からドラマ仕立てにすることが多かったけど、
『ひよっこ』は茨城のフツーの女の子のたった4年間を描いただけのドラマでした。
いや~、市井の人の物語は本当にいい!
別に何も成し遂げていなくても、そこにある日常、日々起こる小さな事件、そして触れ合う人々・・・
誰もが自分の人生の主役であり、そのドラマを彩るたくさんの人との関わり合い。
恋をし別れまた出会い、変な大家さんも変わった叔父さんも、素敵なシェフも(笑)
家族も隣近所の人もみーんな生き生きと生きている。
特に、北関東の血が流れているワタシには方言も含めて毎日が楽しかったー!
役者さんの話す方言をTV観ながら何度真似したことか(笑)
フツーの人をフツーに描いたすごく暖かく素敵なドラマでした。
岡田恵和の脚本のドラマってやっぱりいいねぇ。
主人公の身にも、悲しいことが起こるけれど、それでも希望を捨てずに生きている。
最後に少し希望の光が見えた時、叔父さんが叫んだ
「悲しいことに勝ったぞ~!」はとてもいい言葉でした。
私たちの身にも、小さな悩みの積み重ねはあるけれど、
『いつか笑い話にできるように』
これまでも親との別れなど、悲しいことは大なり小なりあったけど、
それでもワタシの家族はそれをいつか笑えるように、と支え合ってきたと思う。
笑いあえた時に初めて「悲しい出来事に勝てた!」と言えるんじゃないかな。
今ある悩みも私たちならいつか「あの時はこうだったねー」と笑い話にできるから、そうできるように頑張ろう。
家族にもそう伝えようと思う。
そしてワタシもそうできるように頑張る
がんばっぺ