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いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

食堂へどうぞ♪

2013-06-24 | お出かけ
ホイケが行われる代々木のホール。
国立オリンピック記念青少年総合センター といいます。

ここは、昭和38年の東京オリンピックの時に、選手村があったところだそうです。
そこの跡地を都内有数の研修センターとして活用しています。

ホテルも併設され、たくさんの会議室、練習室があります。

ここにある食堂「レストランふじ」。
8年前、5年前のホイケの際にはレッスン前にランチをとったりしていました。

今回は、なかなか代々木で練習がなかったのだけど、ようやく代々木での全体練習がありました。
私達は少し早めに現地へ赴き、食堂へ直行

590円でランチがいただけます。

オットは「サバの竜田揚げ」
ワタシは「皿うどん」
にしました。



ここには、簡単なりにサラダバーと、ドリンクバー、デザートコーナーがあります。
そして、ごはん、おみそ汁、ふりかけもおかわり放題!



壁面すべて窓。
窓の向こうは代々木の杜がとてもきれいです

まさか、この食堂が50年このまま…とは思わないけど、
東京オリンピック当時、各国の選手がここで食事をしていたかと思うと、
なんだかタイムスリップしたような、不思議な気分になりますね

後進国の選手たちには、東京の真中はどんな風に移ったんだろう?
きっと、当時の日本のモダンを尽くした建物は、格好良かったんだろうなー。

もしよろしかったら、ホイケ当日、こちらでお食事なさってみてください。
研修の休憩のネクタイを緩めた方たちであっという間に列をなして12時過ぎは混みますが、
お早めにお越しいただければ、メニューも選び放題ですぞ

5年ぶりの食堂に来て、
うおー!盛り上がって来たぞ~!とアゲアゲになったオット
やっぱり、私達の伝説はここの食堂から。
だな。

(お箸を持っておあずけをくらっている図)

急がば 回れ

2013-06-24 | Hula
皆さんは、ご自身の性格が
急がば 回れ派 ですか?
急ぐなら 直行派 ですか?

  

ワタシはここに来て急遽1枚ドレスを縫うことになりました。
土曜日に型紙を書いていたドレスです。

あてにしていた借り物がダメになり、ハワイのクムに言われた衣装はできれば着たくない…

フラをなさっている方ならわかるでしょうが、本来クムの言うことは絶対なんです。
クムが右と言ったら、さっきは左と言ったじゃんと思ってもグッと黙って右に行きます。
理不尽と思うことなどたくさんあるし、それを理不尽と思っては弟子は務まらないのでしょう。

しかし、ワタシも人間。
あの曲はあの衣装で!と言われても、内心えぇーと思うことがありますよ…そりゃ。

クムとて人間ですから、
あの曲はあの衣装でね!(キッパリ)
の日と
もう、あの曲はあの衣装でいいじゃん~
の日があるんです。

今回ワタシに伝わってきたクムのテンションは後者。
あの衣装(間に合わせ)でいいじゃん~もう…だそうです。
要はちょっとサジ投げられちゃったんですね
これはイコール、付け入る隙があるということ(笑)
1枚作って「こんなんありますけど?」とご提案申し上げるチャンスがあるということですよ(笑)

先生とは綿密に打ち合わせ。
「クムはスリップドレスが嫌いよ」
「色は白ね!キナリじゃダメよ」

決戦の日は0705。
来日したクムの最初のレッスンの日です。
それまでにドレスを仕上げて、
クム~あの曲にこんなのあるけど、どう?
平静を装って、実は内心ドキドキでのHow about this?だわね(笑)
その時にクムに、衣装はあれって言ったでしょ(キッパリ)!と言われたらワタシの負け。
あ、それいいじゃない♪と言われたらワタシの勝ちです。
恐いでしょ~?恐い世界ですね~(笑)
つまりワタシは、却下されるのを覚悟で、玉砕覚悟で、ドレスを縫うんですよ(笑)

トラトラトラ 日本国、万歳 トツゲキ~

  

さて、話は「急がば回れ」に戻りますよ。

初めてのプリンセスライン、しかも襟ぐりと袖位置を、ムウムウの本より広くしたい…
シロートが自分で採寸して、気に入った袖ぐりのタンクトップを測ったり、シルエットをなぞってみたりしながらわかんないなりに型紙を書くわけです

ドレスに予定している生地はちょっと高いから失敗はしたくない
完成した後にうわっ着られないでは困る。
たぶん直す時間もないし、何よりやり直すのが大嫌い!
そもそも、何メーター必要かもわかんないわけね。

それでもたぶんここで、いいや!やってみよう!なんとかなるさ!で縫い始める人もいるでしょう。
ワタシも若干悩みました…

そして、ワタシが出した結論は
『急がば 回れ』 です。

ドレスは白。
パン透けが恐いので総裏地が必要。
見返しの肩の処理も自信がないし、袖ぐりの位置も不安材料。

ならばまずは、縫いやすいハワイの綿ポリで縫ってみよう。
そして出来たのがこれです。


床と同化して見にくいけれど、ベージュのハワイアンプリントで試作しました。

これを作った結果、若干の修正…左右不対象な自分の肩の形、ウエスト位置の変更など、型紙を直すことができました。
裏地をつけての見返しの処理方法も自信が生まれました。

これを縫うのに日曜日を丸一日つぶしたし、ふと心に立つゾワッとした焦りにも似たさざ波…不安
間に合うのかしら?というささやき…
その都度「急がば回れ」「急がば回れ」と呪文のようにつぶやきながら
ひたすらミシンに向かいました。

クラスメートの中にも「先に試作するの~?」と驚く人がいました。
そりゃやりたくないさ、できるなら。
何度も何度も布をカットするのしんどいんだよ。

でも、これがワタシの性格。(たぶん)
セーターを編むなら、先にゲージをしっかり取って、絶対ほどかない。
シャツの袖口(カフス)なんてややこしいから、何度も別の布で試作してから本番へ。
上司があきれようと下準備を整えてから一気に追い込む。
お客様が来る前には、同じ料理を練習する。

しかたないよ。
そうしないと不安なんだもん。
オットのように動物的「勘」があるんなら、地図を無視してショートカットの道を行けばいいけど、
ワタシは地図どおりじゃないと絶対迷うんだもん。
そのかわり、エイヤーで物事を始めちゃうオットは
「あー、いけねー!しくじった!」があるけど
ワタシには絶対にない。
「ふふふん…」とその横を追い抜いていく。

  

「急がば 回れ」
しんどいけれどあと一着。
これですべてが終わる。

今日、布は買ってきた。
明日の朝から始めるだけね。

どうか却下になりませぬよう。
みなさま、お百度参り…ご先祖様参り、よろしくお願いいたします(笑)

生涯現役

2013-06-24 | Weblog
心が温かくなって涙がジワーッと出る、よい記事を見つけました。

記事はこちら → 

83歳のおばあちゃん、定時制高校の野球部員だって。
79歳の時に「もっと勉強がしたい」と定時制高校に進学し、
担任の先生に勧められて野球部員に。

神奈川県大会の決勝戦、おばあちゃんのチームは1点のビハインド。
さらに1アウト満塁のピンチ。
監督の指示を伝える「伝令」としてベンチウォーマーのおばあちゃんがピッチャーの元へ走って行ったそうです。
会場からは拍手が。

結果、試合には負けてしまい、涙にくれる選手たち。
おばあちゃんは「いい人生経験だよ」とあまりにも深い言葉で、仲間をなぐさめたそうです。

    

「生涯現役でいたい」
おばあちゃんは、そう言ったそうです。

まるで、ワタシの母を見ているようでした。

ワタシの母は、世が世なら国立大学に入って学校の先生になりたかった才女。
栃木県下トップの女子高を首席で卒業しました。
(この際、不出来なワタシのことは忘れてください
家事をやるくらいならずっと勉強をしていたい!と言いきったオンナです

けれど、高校卒業後、おじいちゃんが
「農家の女は大学なんか必要ない」と言い、
おばあちゃんと共に農家の働き手となったのです。

私達が大きくなって、お化粧してデートに出かける頃になると、
母も60過ぎのおばさんです。

でもいつも、ラジオの基礎英語・続基礎英語を聞き、
TVのウィッキーさんに「Excuse me」と話しかけられるのが生涯の夢。
(生放送のその時間TV見てるってだけでアウトなんだけどね
漢字検定や英検を受験し、
英検3級のカンバセーションがうまくできなかったと落ち込んで帰ってくるような人でした。

3級に受かれば次は2級の勉強を始め、
その他にも資格を取得することが好きな人でしたし、
音楽の譜面の読み方も、それがト長調だろうとホ短調だろうと、教えてくれたのは母でした。
(もう今の私には読めません)
少年隊のフルネームを教えるのはワタシの方だけど、
お勉強と名のつくものだったら、歴史でも化学でも数学でも
全部母が教えてくれました。

ワタシの大学時代、クラスメートに1人おばさんがいました。
20歳のワタシにはだいぶ歳に見えたけど、
でも、もしかしたら今の私よりは若いのかもしれない。
旦那さんや家族のご理解があって、進学を決めたと言いました。

母はワタシのその話を聞き、目を輝かせ、
「お母さんもいつか大学に行きたいな」
と言ったものです。

    

このおばあちゃんも、きっと好奇心旺盛な方なのでしょう。
じっととどまるより、つねに進んでいたいとの気概のある方なのだと思います。

高校球児たちも、自分のおばあちゃん、ひょっとしたらひいおばあちゃん?
チームメートとしてどうやって接したらいいか戸惑いながらも
これこそが生きた教育だと思うし、
伝令に使ってくださった(だからこそニュースになったし)監督さんも粋

ええ話やないの~、
ワタシももういっちょ、きばって生きなあかんわー!と涙腺ウルウルのワタシなのでした。