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【書評】『民主党解剖 この国を本当に任せられるのか?』

2009年07月26日 | 書籍・新刊情報
『民主党解剖―この国を本当に任せられるのか?』という本を買って来ました。これから読むところです。
昨日のこのブログで触れた「恒久平和調査局」についても触れてあるようですね。

産経新聞政治部
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ちょうど今日(7月26日)の産経新聞に、この書籍の書評が掲載されていますので、ご紹介します。

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【書評】『民主党解剖 この国を本当に任せられるのか?』産経新聞政治部著

■雲のようにわいてくる疑惑
 私にとって、憲法改正の流れもつけられず、集団的自衛権の行使にも踏み出そうとしない自民党には愛想がつきていた。しからば、政権交代の可能性が高まっているといわれる民主党には期待できるのか。一時の感情に走って投じた一票が中長期的に国を誤るような結果になってはならないと考える人々にとって、絶好の手引きを見つけた。『民主党解剖 この国を本当に任せられるのか?』である。

 事実こそ生命と考える記者11人が足で書いただけあって、ここには証拠となる材料がつまっている。小沢一郎氏は党代表を辞任したけれども、「政治とカネ」は西松事件に限らない。政党助成金も含む政治資金で都内一等地の不動産を次々に購入している事実をきちんと説明しないまま選挙に突入し、あとは「禊(みそぎ)は済んだ」で開き直るのか。読んでいると雲のように疑惑はわいてくる。

 国家と国家の関係は冷厳で、個人同士の関係とは次元が違う。これは、国際政治の常識だ。にもかかわらず、自民党の福田康夫前首相は「お友達の嫌がることはしない。国と国の関係も同じだ」と述べた。驚いた人は少なくない。ところが、民主党の鳩山由紀夫代表は「日本列島は、日本人だけの所有物じゃない。仏教の心を日本人が世界で最も持っているはずなのに、なんで外国の人が地方参政権を持つことが許せないのか」と公言した。50年間現実の国際政治を観察してきた私は青くなった。本気で友愛外交をやるつもりなのだ。

横田めぐみさんを含む拉致被害者の拉致実行犯、北朝鮮工作員、辛光洙(シン・ガンス)元死刑囚の除名釈放嘆願書に署名したのは菅直人代表代行だ。輿石東・参院議員会長は「教育の政治的中立といわれても、そんなものはありえない」と堂々と述べた。日本の過去の「罪」を調べるため、国会図書館に恒久平和局をつくるという。
 
 民主党はインド洋での海上自衛隊の活動継続を当面容認するともいうが、早晩、海自を引き揚げるだろう。中国が「その穴は埋める」と言ったただけで日米関係は破滅だ。この本から多くを学んだ。(産経新聞出版・1365円)

 評・田久保忠衛(杏林大客員教授)

(7月26日産経新聞より)

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