幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

青山繁晴がズバリ 9/01/2010 3/6

2010年09月02日 | 防衛
青山繁晴がズバリ 9/01/2010 3/6


本当は何があったのか。

あふれるような洪水のような報道がありますが、よくわからないというのが国民の本音。
と同時に、冒頭からはっきり申し上げますが、かなり間違った報道、結果的に嘘になっている報道が多い。

水面下に隠れた情報より先に、表に出たことの中からくみ取れること。

昨日の菅さんと小沢さんの会談は、やっと2人がお互いに向き合って30分会談したわけですが、それが事実上最初の会談なのに、それがいきなり決裂して、両方とも興奮状態。
小沢さんは「出馬するんだ!」といい、菅さんは「受けて立とう!」と言った。

その時の会見は、案外、海千山千の政治家でも本音が出てしまうもの。

菅総理
「多くの方々から、代表選に時間をとられるべきではなくて、政策運営に全力を挙げるべきではないかというお声もたくさんいただいておりましたので、(中略)できるだけ融和を図ろうと、そういう姿勢で臨んでまいりました」

菅さんは「イラ菅」と言われるだけあって、案外、政治家にしては本音がむき出しになる。
要するに、何を言いたいかというと、代表選なんかやるなよと。そんな暇があったら今は円高が大変なんだし、政策運営に全力を挙げるべきだというのを、自分じゃなくて、いろいろな国民や良識ある方々から私は言われていたんですよ。だから自分は、自分を押し殺してでも融和を図ろうと。小沢さんが出ないようにしたかったんです、ということを弁解しているわけですね。

すなわち本音はこれです。

「小沢 不出馬のために、めいっぱいのポストを用意したのに…」

できるだけ融和を図ろうという姿勢と言っていますが、姿勢だけじゃなくて、小沢さんに「ではこのポストではどうですか」ということを差し出していたんだよ、ということをぶつけているわけですね。

小沢さんのほうの会見は
「もちろん私は協力しないなどということは、菅内閣成立して以来、一度も言ったことはない。せっかく政権交代を成し遂げたのだから、協力していかなくてはならない」


小沢さんは本当はちょっと弱気なところもあるので、自分を押し出すためにも
「もちろん…」「一度も○○したことはない」という言い方をする。
それに加えてこの部分は、菅さんの会見への反論になっている。

私は協力すると言ってるじゃないか。
しかも政権交代しっかりやったんだったら、今のところ成果があまり上がっていないのだったら、自分を入れて協力しなきゃいけないんだよ、ということを言っている。

この本音は
「そんなポストじゃ足りない。俺なしにやれるのか」ということ。

協力しないのではなくて、俺を大事なポストにつけてくれることこそ、
それがないと協力できないだろうと。
今まで政権交代の実が上がっていない中で、自分なしでできるのか。
菅内閣はできてまだ3カ月と言いながら、それでも何ができたのか。
俺なしで何ができるのか、ということをぶつけている。

この間の政局。

皆さん印象に残っている一つは、例えばお盆が過ぎてから軽井沢の鳩山さんの別荘に、来るか来ないか注目されていた小沢さんがやってきた。
それから1週間ぐらいたって、その上で菅さんと鳩山さんが会談したら
26日に小沢さんが出馬表明した。

この流れはよくわからない。
報道ぶりだと、1回目、はじめて菅さんと鳩山さんが会談した時、
鳩山さんが小沢さんを幹事長にしてくれといって菅さんが断ったので、
つまり、菅さんは「脱小沢」を貫いたので、鳩山さんはショックを受けて
翌日、小沢さんに鳩山さんがそれを伝えたら小沢さんが怒って出馬表明になった──ということになっている。

これが、実は違うんですよ。

連合幹部(複数)によると、「菅さんは『小沢さんに要職を用意する』と、鳩山さんに研修会の前に伝えていた」

研修会の前に小沢側から、小沢さんを幹事長に復職させてくれという申し出があり、それに対して菅さんは「要職を用意する」と伝えてきた。
幹事長を要求したらこういう答えだったので、のんきな鳩山さんは
「ああ、これは幹事長、大丈夫」と伝えたんです。







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