金城タツロー事務所開き06 金城タツロー
事務所開き(11/5)
金城タツローあいさつ
遠くからも、今日のこの日のためにここにお越しいただきまして、まことにありがとうございます。そして、日々、私の名前を多くの県民の皆さんに述べ伝えていただきまして、本当にありがとうございます。おかげさまで日々、笑顔で手を振ってくださる方が増えております。明らかに前回の選挙の時とまったく違います。本当にありがとうございます。
私は衆議院選挙、参議院選挙、そして今回の沖縄県知事選挙と3回の選挙を戦うことになりましたけれども、最初から一貫して自分自身の戒めとしてきたことは、大衆迎合が絶対にしないということでございました。大衆迎合するのではなく、私の言葉、幸福実現党のこの政策、そして皆さまの熱い言葉、この言葉を聴いて「俺もその言葉に乗った」という有志の方を募りたい。そして、その有志の方々とともに、沖縄県を、日本を変えていきたい。この思いで貫いてまいりました。
ですから、今日も昨日も一昨日も、私に手を振ってくださった方々、そのお一人お一人はすでに有志になってくださった方々であります。これだけ多くの有志を作っていただきまして、本当にありがとうございます。
さて、先ほど立木党首の激励のお言葉の中でもありましたけれども、中国漁船の衝突ビデオが流出いたしました(拍手)。この流出について、巷でいろいろな方に「どう思いますか」というアンケートやインタビューがされているようですが、朝のニュース番組を見たところ「こんなことがあっていいのだろうか」という方がいらっしゃいました。「こんなビデオが流れるなんて、普通の庶民だったらクビになってますよ」と言っている方がいました。
だいたい政府というのは、会社で言えば社長、幹部、経営幹部なんですよ。その経営幹部が間違ったことをしているならば、内部告発をしなければなりません。そうじゃないでしょうか(拍手)。だから、勇気ある有志だったんじゃないでしょうか(拍手、大歓声)。
これで、誰の目にも中国の悪事が明らかになりました。こういう悪事を働いたのに、この船長は福建省で表彰されてるんですよ。大変なことじゃないですか。こんな人が道徳的な行為をしたということで、表彰されています。それだけではありません。レアアースの禁輸、フジタ社員の拘束、そして日本に対して謝罪と賠償を要求する。次々と中国は悪事を重ね続けております。
そして、大変なことが起きたのは、9月末であります。メドベージェフロシア大統領と中国の胡錦濤国家主席が、共同声明を発表いたしました。そして、お互いに主権と領土保全という革新的なことに関して、お互いに支持をしあうということで、お互いに協調されたのであります。それによって何が起きたのか。これが北方領土の訪問ということでありました。
このメドベージェフの北方領土訪問ですが、私はこの件によって日本政府の無策、日本政府は何もできないということが明らかになったと思っています。ですから中国にとっては、尖閣諸島に上陸して領有するというその時期が迫ったと、このように感じております。この時期が迫っている。政府には何もできない。このような時に私たちはどうすればいいのでしょうか。
先日、石垣島に行ってまいりましたけれども、新聞記事を読んで私は大変感動いたしました。石垣の中山市長が石垣市議団の皆さんと共に、尖閣諸島に上陸させてくれと、政府に直訴したのです。この勇気ある行動に私は頭が下がる思いでした。そして、私も一緒に上陸させていただきたいと、このように石垣島で宣言をさせていただきました(拍手)。
おそらく中山市長やその市議団の多くの方々は、自民党や公明党の推薦を受けている方かもしれません。こんなことは関係ありません。大事なことは、日本を守るという志で固まることなんです。そうではないでしょうか。
そして今、石垣島では中山市長というリーダーが立ち上がったために、石垣市民の皆さまが「尖閣を絶対に守るぞ。政府は頼りにならない。自分たちが守るぞ」と、このような気持ちで固まってきているのです。
私はこの石垣島の様子を見まして、沖縄県民も変わっていかなければならないと思いました。そして何よりも、沖縄県知事こそが沖縄県民に、「みんなでこの島を守ろうじゃないか」と訴えなければならない時だと考えております。
それなのに、仲井真さんも伊波さんも、前回の討論会(琉球放送で放送された県知事選出馬予定者による公開討論会)の時には、一言も「尖閣を守る」と言いませんでした。こんなことでいいんでしょうか。今こそ、沖縄県民の皆さまに目覚めていただく機会でございます。沖縄県民の手で尖閣を、沖縄を守る。実はこれがアジアの平和を守ることにつながるのだということを知っていただく、大きなチャンスであります。
どうか皆さまとともに、皆さまのお力をお借りしまして、ウチナンチュの誇りを取り戻していきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。