学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

ゴッホ 最期の手紙

2017-11-08 20:41:28 | その他
先日、映画のレイトショーで「ゴッホ 最期の手紙」を見てきました。なんと映画の全シーンが、ゴッホ調の油絵が動くように構成されています。映画のオープニングで100人近い画家が制作に携わったとのメッセージが出ますが、なるほどこれは納得です。

映画はゴッホの死から1年後、主人公がその死の謎に迫っていくという内容。1年後、ですから、当然ゴッホと関わった人間たちは存命しています。ゴッホ、という一人の人間について、彼彼女らが述べる印象はまったく統一感がなく、主人公はゴッホの真の姿を巡って頭を悩ませていきます。

映画を見終えた後、久しぶりに『ゴッホの手紙』を読みたくなりました。そして、もちろん、ゴッホの作品(画集もいいな!)に会いに行きたいとも!オランダのゴッホ美術館に行ってみたいものです!