今日からブログは、再び「大地の芸術祭」です。
《下条茅葺きの塔》を見ていたとき、ボランティア解説員から強く勧められたのが《もぐらの館》でした。なんでも、その解説員が仲間たちと酒を酌み交わしたときに、今回の「大地の芸術祭」は《もぐらの館》がすごい、と大盛り上がりになったらしい。解説員のアドバイスをありがたく頂戴するとともに、地元の人たちがアートをつまみに酒を交わすことの豊かさに驚かされました。
私たちは解説員から勧めていただいた《もぐらの館》へ向かいました。
街道から外れて、山の中をうねうねと入ると、閉校した小学校へたどり着きます。
校舎の前に、まるで学校の主のような存在感を持つ大平和正さんの《風環元「球体01」》が、でんと構えています。
ぜひ近くで見てみなければ、と車から降りると、やはりすさまじい暑さ。暑くて頭がくらくらする。
じっくりと見たいのですが、体調と相談して、まずは屋内から。校舎の廊下及び壁面は土だらけ。まるでモグラの巣のなかへ入って行った気持ちになる。各教室ごとに作品が展示されていて、「土」という素材の可能性をどこまでも感じさせてくれます。特に《土壌モノリス》は、いくつもの土地ごとの地層を縦長のケースに取り入れて作品にしたもので、私たちが踏みしめる土壌の色彩、風合いなどに意識を向けさせてくれるものです。
屋内を巡った後、再び《風環元》のもとへ。間近で見ると、やはり大迫力。円でありながら、転がるような不安定さというものはまったくなく、どっしりとしています。かといって、決して我が強いわけではなく、木材の風合いが周りと調和して、あまり違和感なくそこに存在している。不思議…。
解説員からお勧めいただいた通り、とても楽しむことができた場所でした。
次は光の館周辺をご紹介したいと思います。
《下条茅葺きの塔》を見ていたとき、ボランティア解説員から強く勧められたのが《もぐらの館》でした。なんでも、その解説員が仲間たちと酒を酌み交わしたときに、今回の「大地の芸術祭」は《もぐらの館》がすごい、と大盛り上がりになったらしい。解説員のアドバイスをありがたく頂戴するとともに、地元の人たちがアートをつまみに酒を交わすことの豊かさに驚かされました。
私たちは解説員から勧めていただいた《もぐらの館》へ向かいました。
街道から外れて、山の中をうねうねと入ると、閉校した小学校へたどり着きます。
校舎の前に、まるで学校の主のような存在感を持つ大平和正さんの《風環元「球体01」》が、でんと構えています。
ぜひ近くで見てみなければ、と車から降りると、やはりすさまじい暑さ。暑くて頭がくらくらする。
じっくりと見たいのですが、体調と相談して、まずは屋内から。校舎の廊下及び壁面は土だらけ。まるでモグラの巣のなかへ入って行った気持ちになる。各教室ごとに作品が展示されていて、「土」という素材の可能性をどこまでも感じさせてくれます。特に《土壌モノリス》は、いくつもの土地ごとの地層を縦長のケースに取り入れて作品にしたもので、私たちが踏みしめる土壌の色彩、風合いなどに意識を向けさせてくれるものです。
屋内を巡った後、再び《風環元》のもとへ。間近で見ると、やはり大迫力。円でありながら、転がるような不安定さというものはまったくなく、どっしりとしています。かといって、決して我が強いわけではなく、木材の風合いが周りと調和して、あまり違和感なくそこに存在している。不思議…。
解説員からお勧めいただいた通り、とても楽しむことができた場所でした。
次は光の館周辺をご紹介したいと思います。