我が日本国は選挙で民意の代表者を選び、自らの権力の行使を任す、議会制度ではなかったのか?
近年、あまりにも「有識者会議」というものが国の行く末を決定する国会でノサバリ出しているのが気にかかります。
国民は国の運営を国会議員に任せているのです。そのために選挙をして衆参両議院議員を選びお願いしているのです。
国民の劣化に合わせたのか?議員の劣化が進みすぎて国の将来を決定することが出来なくなってしまいました。
そうしたら、どうするか? 優秀と定評のある官僚(公務員)に丸投げしているのです。
公務員という人種は言われたことは真面目にできますが(やらない人もいますが)絶対に責任を取らない職種でもあります。
なら、どうするか? その方面の知識のある有識者と言う人たちを政府の意向に沿って作ってくれそうな学者を中心にした委員会を作って丸投げしているのです。
すべてにわたって国会議員の不勉強が原因と思います。
新大臣に任命された人たちの最初のコメントに現れています。
「初めてのことで、これから勉強します」
ズブの素人でも有力派閥に属して、何期か議員を続けていれば大臣になれるのです。
そんな大臣が大切な法案や方針が立てられますか?
国会議員にふさわしい経験や勉強をしていなくても成れるのが議員や大臣、などと思いたくはないのですが、これが現実なのです。
・・・・・チルドレンなどと言われるブームに乗ったど素人など以ての外ですが現実なのです。
大臣は国民から選挙で選ばれません。天皇陛下から任命されているのです。
その官庁の長として「国の行く末に責任を持って任務にあたれ」と、自覚を持った大臣がどれだけいるのか?
本来は国会議員の中に有識者が存在していたのです。
「良識の府」と言われていた参議院の議員たちです。
今、参議院を本当に「良識の府」と認める国民はどれだけいるのでしょうか?
参議院議員の存在は今や「盲腸」のような存在になってしまって、参議院不要論まで出ています。
デモや買収されたマスゴミに頼るのは本来の民主主義ではありません。
聖徳太子の頃から確立された世界最古の民主主義国家を蘇らせるのは国民の勉強と総意しかありません。
もう一度「十七条憲法」や「五箇条の御誓文」を読み直して見たいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます