私の人生を変えた名著「処女峰アンナプルナー最初の8000m峰登頂」白水社 もう半世紀も前の学生時代、この本を夜から読み出し一気に読み終えて興奮で朝まで眠れなかったのを未だにありありと思い出します。
山岳部で活動して4年間山浸りになったのもこの本の影響ですし、卒業後1年で3回も勤め先を変えて2年目には開業したての横浜鶴見のIBS石井スポーツにデッチ奉公して昭和40年から山の専門店を開業したのも、ヒマラヤ登山の隊長として参加出来たのも、原因はこの13日に93歳で亡くなったアンナプルナ峰フランス隊隊長モーリス・エルゾーグ著「処女峰アンナプルナ」を読んだからです。
この本の内容も含めて書いてみたいのですが、この本は少し離れたところに置いているので明日にでも取りに行って好きな個所も書きながら追悼したいと思います。この続きは追伸と言うカタチで。
奇しくも、今日15日は今この時間に東京で山岳部OB会が開催されています。我が山岳部に取っては偉大な先輩(怖いと言う意味でも)である松永敏郎を偲んで開催されています。
松永先輩には1992年チベット・サンディンカンシャ峰遠征に誘われて隊員として参加しました。
今日明日と神主としてどうしても抜けられない仕事があり参加出来ずに残念ですが、近い内に松永先輩とたどった山々を一人で歩いてみたいと思います。
一人で歩けるルートは少ないですが、なぜなら松永先輩と同行したルートはこの歳になれば近づくことも困難なルートが多かったからです。
松永先輩のこともしばらく後で綴ってみたいと思います。
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