台風通過から一週間ほどたって社協(地域の社会福祉協議会)からスタッフが安否確認で回ってこられて写真のような非常食を置いていってくださいました。
上の2つは懐かしい!半世紀以上前のアルファー米(尾西食品だったか?)と言っていたお湯や水を加えるとご飯になるものでした。
白米と五目飯が2つずつ(我が家は二人家族)お湯を入れる分量もごはんとおかゆ。もう一つはごはんと雑炊の2つのメモリがついている。
学生時代は行動食はカンパンと決まっていた時にアルファー米と言うお湯を入れるだけでご飯になるという画期的な物が出て驚いたものです。
今も災害時の非常食・備蓄食になって頑張っているのですね。当時もあまり美味しいとは感じなかったように思います。
今はマジックライスという名になっていますがやはり飯盒で炊くごはんが美味かった。せっかく頂いたものですから味わってみたいと思います。
右下の缶は「缶入りソフトパン」と書いてあります。卵不使用とも、一缶食べてもあまり腹はふくれないでしょう。
昔はカンパンと氷砂糖だったのですね。ビバークの夜など寒さに震えながら氷砂糖を少々口に入れて硬いカンパンをゆっくり時間をかけながら食べたものです。
カンパンと氷砂糖の取り合わせなど誰が考えたのでしょう。絶妙の組み合わせと感心します。水がなくても食べられるのです。
家庭でカンパンなど今の世の中では食べる機会は殆ど無いでしょうが、お腹が空いている時にジックリこの組み合わせを食べてみてください。
それに豚汁のレトルトとビーフカレーが2つずつ、それに井村屋の「えいようかん」(良い、と、栄養をかけているのでしょう)
賞味期限がどれも5〜6年の長期保存ができるようです。価格は高い設定になっているのでしょうね。
災害が起こったときだけに食べるのではなくてレトルト食品などはスーパーなどで多種に安く出回っているので普段から使っていればイザという時に役立ちます。
災害時のための保存食は幸いにして賞味期限までに使わない事が多いので高価な賞味期限の長いものを用意するより2〜3ヶ月で食べて新しいものを追加する。
そんな使い方をすればスーパーなどのレトルト食品などで十分に役立ちますし美味しさも負けません。
保存食を用意しているというだけではイザという時にはなかなか食べられないものです。備蓄だけでなく食べることも訓練と思って災害に備えることが大切です。
非常食品をもらって長年の登山経験から思い出すままに書いてみました。昔のことなど参考にならんかもしれませんが?
行政の支援が届くまで家族で快適に生き抜くことは常日頃からの訓練しかありません。サバイバルゲームとして楽しみながら体験を積んでください。
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