鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

阪神淡路大震災から24年・「備えよ常に」(昔のBSの標語?)

2019年01月17日 | 自然災害復興祈願

私の長い人生の中でも衝撃的な思い出は阪神淡路大震災です。毎年この日になれば当時のことが思い出されます。

義援金集めのTシャツ

日頃はほとんど当時のことは頭に浮かびませんがこの日にはタンスに保存している1枚のTシャツを引っ張り出して当時をしのびます。

昨年亡くなった諸口あきら氏に原稿を書いてもらってプリントして売上を義援金にしていたTシャツです。

戦後70年戦争被害のなかった我が国ですが人の力では止めることの出来ない自然災害による被害は毎年続いています。

災害被害を最小限に留めることは個人の日頃の用心です。Dont forget Jan.17,95 「1995年1月17日を忘れるな」です。

昔(私の中高生時代)のボーイスカウトの標語「備えよ常に」(今もこの標語は使われていますか?)

今の子供(だけでなく大人も)の無防備さは私達の年齢の年寄りには「恐ろしい」ほどの無神経。

戦争中は子供でも暗闇の中でも着られるように枕元に衣服をすぐに手に取れるように整えておいたものでした。

素早く衣服を着て防空壕に逃げ込める訓練をしてきました。

それによってアメリカによる無差別爆撃による国民の被害を少なくするように幼児まで訓練をさせてきたのです。

これは自然災害に対しても同じように必要なことです。常に万一に備える心構えを持つことが大切なのです。

マスゴミはこの時期災害の悲惨さはこれでもかこれでもかと報道しますが学者の浮世離れした小難しいコメントはありますが。

家族が、親が子どもたちに戦争中の例のような指導こそが自然災害から被害を少なくすることに大切なことだと思います。

人間も動物です、野性味を失ったら自分を守ることも出来ません。子供をペット化する日本人は絶滅危惧種になるのでは?

「この日を忘れるな」ということは「次の災害にどのように対処するかを忘れるな」ということです。

 

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