京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

ダイエットは食う事を控えてカラダを動かすこと・当たり前のことだが

2013年08月30日 | 健康

若い頃から、山登りを続けていきたいので健康には十分気をつけていました。

しかし、年を取ったら身体を動かすことが億劫になってきます。だけど、食欲だけは(根が卑しい性格なので)衰えず食ってしまっては後悔していました。大体標準体重から5~7キロオーバーで。

何しろ宴会でも何でも、「出された食い物は残すことが恥」と心得ていましたから、それでもデブデブにまで太らなかったのは身体を動かすことが苦にならなかったからだと思っています。

先週妻が骨折の手術の為に今日まで入院していました。この間、私一人で食事を作って食べていました。食事を作ることは登山をやっていましたから今も出来るのですが。

食材を買いに行くのがイヤなのです、良い歳をしたジイさんがスーパーで籠をぶら下げてウロウロする姿が耐えられません。

不思議なことに、同じ食材でもお祭りに供える神撰の材料を買いに行く時は平気なのですが、自分の夕食を買いに行くと言うことに抵抗を感じるのです。勝手ですが。

ということで、この一週間、近所の農家の方が持っていてくださった野菜や自宅で出来たキュウリ、ナスビ、などの野菜と冷蔵庫にあるものだけを材料に食事をしていました。(この期間2度親戚の料理店で昼食を食っていましたが)

妻が家にいる時は品数が多くて夕飯は腹12分目ぐらいに食っていました。(ノロケルわけではありませんが)

一人でいる時は、簡単に腹だけふくれれば良いと思っていましたから昼はそうめんダケと言う生活でした。

体重を量ってみたら標準体重に近い目盛りが出ていました。

妻が家に返って来ましたがまだ当分の間台所に頻繁に立つことは出来ませんので品数が増えることも無いと思います。

しかし、妻が料理を始めたら平均体重から5キロオーバーは目の前のようです。

食事の分量を減らしたこと(不本意ながら)と少し朝夕の気温が低くなって来ていたので犬の散歩も距離を伸ばし、朝野球も復活したことだし、次の猟期の為にも運動をと心がけたのが体重の減少につながったと思います。

何も「やせるクスリ」を飲むことや「アスレティックジム」に通うことがダイエットではない。と他人には言えるのですが。

まあ、5キロオーバーまでは許すか! あまり標準体重にこだわると免疫力まで下がってしまうと、勝手に理由を付けて。

 

 


京都北山にオニヤンマが飛び・ススキに穂が出始めた

2013年08月30日 | 自然

今日30日はまた暑い日が戻って来ましたが丹波高原の一角では秋に入っています。

数日前からオニヤンマが私の歩く先を自分の勇姿を見せびらかすようにユウユウと飛んでいます。

子供の頃は京都市内でもオニヤンマなどは普通に飛んでいました、小学生の頃、細いテグスの両端に小石を巻き付けて油紙(ガリ版用の)で包んでトンボ釣りに夢中になっていました。

まず、雌のトンボを捕って胴体を1メートルぐらいのテグスの端に縛ってもう一方の端を50センチぐらいの細い竹の先に縛り、ゆっくり頭上で廻すと雄のオニヤンマが交尾しに来るのを足下に引き寄せて捕まえるのは男の子にとってはこの時期の最高のあそびでした。

今も足下に交尾させながら引き寄せる、羽根と羽根がジャラジャラとこすり合わさる音が耳に残っています。65年ほど前の話です。

昨日の晩ご飯の内容も忘れているのに65年前のトンボ捕りの事は昨日の事のように脳裏に浮かんでくると言うのは不思議ですね。

今の我が国(いや世界の国々でも)、教育、キョウイクと英才教育に精を出す親の気が知れません。3歳児教育では遅すぎる、胎教だ!など馬鹿げた親が我が子の教育に夢中になっています。

その結果が大学に入ったらそれで人生を終わる子供たちが沢山出る始末、「子供はあそびの中から生活の術(スベ)を学びます」(日本のあそび協会のことば)を日本の子供たちに広めて行きたい。愚痴ったって仕方が無いか?

毎日歩いているのに気がつかなかったが今日ススキの穂が出ているのに気付きました。今までは広がっていなかったので気がつかなかったのです。

これからはこの辺り一帯にはススキの穂だらけになります。秋の花々も咲いて彩りを添えてはくれますが、圧倒的なススキの群落に圧倒されます。それにしてもススキの繁殖力はすごいものです。日本の気候が植物の成育に最適なのでしょうね、良い国に生まれた事を感謝しています。