子供は昔から家庭で作るものと決まっていました。(中には外で作る不遜な輩も居たには居ましたが)
家庭とは?広辞苑に「夫婦、親子など家族が一緒に生活をする集まり、また家族が生活をする所」しか書いてありません。
私は「家庭」とは「住む家」と付随する「庭」があって「家庭」と考えます。
都市に人口が集中した結果庭付き一戸建ての家が確保しにくくなりマンションや一戸建てでも庭のスペースが取れない「兎小屋」のような家の密集地帯に住むようになりました。
マンションは私は「カゴ」か「檻」(オリ)と思います。運ばれて来たエサだけをツイバムだけの、このような環境ではマトモな子供は育ちません。
子供だけではありません。親も同じことです。
「家庭的」と言う言葉を辞書で引くと
「家庭に居る時のようなうちとけた気分にひたれるさま」と出ています。だから亭主はマンションには居る所が無く、勤め帰りに「家庭的な所」で家庭的な気分に浸っているのですね。
子作りの巣である家庭が無いから、家庭では子作りが出来ないから不倫が横行するのですね。排泄作業と快楽だけの。
安心して子作りが出来る「家庭」作りは大切です。
この大都市集中化は国として根本的な「家庭」作りに戻さない限り少子化は防げません。
女性の就労条件の悪さが原因だとか、賃金問題にすり替えられたり、子供の託児所の不足が少子化の原因だとか、福祉問題にまで原因を持って行って言いたい放題です。
そんなものを解決しようと思ったら国民から税金をどれだけ取らねば出来ないか?ぐらいは役人でも計算出来るでしょう。
消費税が8パーセントに上がるのも大反対なのに政治家(政治家が考えることは出来ないので役人)が考える諸策を実行しても子供の数は減るばかりです。
なぜなら、今の大都市に集中している人達はどこで生まれたのですか?
大東亜戦争に従軍した多くの国民はどこに住んでいたのですか?
今の中国の工場の労働者はどこで生まれ育ったのですか?
総て地方の農山村で生まれ育った人が大多数でしょ。
なぜなら地方にはまだ家庭があるから子供が出来たのです。住むべき家と自然(余裕のある庭なり空き地、畑、景色としての山林が)
農山村には子供の居られる空間が豊富にあるのです。マンションや都会の庭の無い家では子供が生まれて来ること自体が邪魔なのです。無意識ですが自分たちの空間を侵略する者として拒絶しているのです。
マンションでは子供は2人が限界でしょう、一人で充分という夫婦も多いようです。中には子供はいらないと言う夫婦も増えています。
故郷の無い日本人が増えて地方はマスマス疲弊して行きます。帰ることの出来る故郷は人間にとって大切なのです。
政府は産業界の要望や支那、朝鮮の圧力で移民を無条件に増やすようになってしまいます。そうなれば日本人の日本国は消滅してしまいます。
今が大切な時です、福祉予算を増やすことだけで少子化を止めることは出来ません。
補助金でまかなわれ、維持されている事業に成功したためしはありません。ドブに札束を捨てるようなものです。
その補助金は都市生活者や企業の税金でまかなわれているのです。受けた者が税金を納められるほど補助金を活用したという例はほとんどありません。
補助金は現在はただでもらいっぱなしの不労所得なのです。
農業、林業、福祉関係に出て行く税金は補助金と言う名目で消費されているだけなのです。
農業、林業についても抜本的なシステムを施行しなければ税金の垂れ流しで終わっています(農山村の票を政党が補助金制度を悪用して買っているだけです)
今後も都市に人口は集中するでしょう、そして地震や津波の被害者は想像出来ないくらいに増えるでしょう。
いま政府与党だけに限らず心ある人達は都市に集中する人口をもう一度戻す方策を考えなければ明日の日本は消滅します。
新「日本改造論」をぶち上げる政治家の出現を期待したいと思いますが、無理か!