諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

大木になった庭木考 VOL.1

2018-10-29 15:26:52 | 日記

  手入れを怠ってしまった "窓 前” の 欅と柿の木である。

欅は、当地に移り住んだ時の記念に植えた。写真右がソレである。

 太さは目先、約50㎝を越えた。高さは、二階の屋根をしのぎ14m程か。

 柿の木は、古くからあった。寸止めをせず、下枝を無造作に切っただけで、

 伸び放題、いくら実がなっても、2~3m程の脚立を使わないと,取れない。

 今のところは、此れでいい・・・・

  効用は、真夏の猛暑を和らげてくれる。

  エアコンの使用量を若干減らすことができる。省エネである。

 10月29日現在、欅は葉の色が変色し始めた。時おり、葉が舞い落ちる。

 夏の重量感のある葉の繁りは、徐々に薄くなる始めた。

  太陽の位置が低くなり、南西の山合に沈む頃・・・

  鵯(ひよ)飛び出 けやき枯れ葉を 舞い散らす 

              枝の間 透(す)けて 秋の日まぶし  夢 蔡

  大木を上手く管理できるうちなら、欅は最高であると思う。

 芽吹き時の "けむる様な黄緑"が、快い季節を告げる。 

 真夏の重量感のある葉の茂り、その木陰。 

 晩秋~冬にかけ葉を散らせて日の温もりを、地上に降らせる。

         ----<VOL.1 了>-----

 


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