手入れを怠ってしまった "窓 前” の 欅と柿の木である。
欅は、当地に移り住んだ時の記念に植えた。写真右がソレである。
太さは目先、約50㎝を越えた。高さは、二階の屋根をしのぎ14m程か。
柿の木は、古くからあった。寸止めをせず、下枝を無造作に切っただけで、
伸び放題、いくら実がなっても、2~3m程の脚立を使わないと,取れない。
今のところは、此れでいい・・・・
効用は、真夏の猛暑を和らげてくれる。
エアコンの使用量を若干減らすことができる。省エネである。
10月29日現在、欅は葉の色が変色し始めた。時おり、葉が舞い落ちる。
夏の重量感のある葉の繁りは、徐々に薄くなる始めた。
太陽の位置が低くなり、南西の山合に沈む頃・・・。
鵯(ひよ)飛び出 けやき枯れ葉を 舞い散らす
枝の間 透(す)けて 秋の日まぶし 夢 蔡
大木を上手く管理できるうちなら、欅は最高であると思う。
芽吹き時の "けむる様な黄緑"が、快い季節を告げる。
真夏の重量感のある葉の茂り、その木陰。
晩秋~冬にかけ葉を散らせて日の温もりを、地上に降らせる。
----<VOL.1 了>-----
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