沼の面 春寒風に 波立てり
しらさぎ 芦辺に 身をすくめ居り 夢蔡
日差しは、確実に春のもの。しかし、土手沿いの道は、寒風にさらされている。
こんな時・・
~ 春は名のみの風の寒さや。
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず。
時にあらずと 声も立てず。~#
この旋律が、頭の中を駆け巡ります。この旋律は、大正2年生まれです。
平成は、もうすぐ終ろうとしています。
しかし、まだこの旋律を、頭に刷りこんだんだ人たちは、多いでしょう。
元号が変わるからと言って、格別の新しいものが生まれるはずありません。
すぐにでも、真新しい「コト・モノ」が生まれると云う雰囲気作りは,
如何なものでしょう。
【 温 故 (知新)】であります。
歴史を正確に記録し、検証して、それに、立脚することです。
------< 付録>-----
ツグミを写真にしたのは、もう何年も前のこと。
ツグミは、公園の芝生のうえか、田圃の畦で見かけたくらい。
それが、窓前の木の枝に止っていた。ここにも来ていた。
自然は、簡単には変化しない。【 約 束 】に通り回っている。
-----<了>-----
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